2008年05月14日
4月19日、今年も恒例の「良い歯を守る相談会」が開催されました。
私は3月末で会長を終了しましたので、肩の荷が下りました。
「グローブは毎回交換してください」と、いくら言っても、交換しないスタッフが多いので(なぜだか私には理解できません)、ハイアミンを作るのをやめて、イヤでもグローブを交換しなければならない状況を作って、やっとのこと、グローブの交換が定着しました。
以前、いくら言ってもグローブを換えないスタッフに、「その手を自分の口に入れてみて」と言ったら、入れられない。「あなたは、自分の口に入れられない物を、患者さんの口に入れるのですか?」と、言ったら、睨みつけられた。
でも、私は間違っていないと思いますが、、。
新しい会長さんは、「グローブが Mしかないので次回までに用意します!」 と言っていましたが、、、診療するわけではないので、衛生士さん達が手袋を交換しやすいように、ピチピチサイズの Sや SSではなく、わざわざ Mサイズを買っているんですけど、、まあいいや。
良い歯の日は、いつも仕事になりません。
午前中、約8名ほどの患者さんを診て、お昼をかき込んで相談会に向かいます。
終わった後は、再び診療するには時間が短すぎるので、そのまま、新入スタッフ歓迎会になります。
いつものオールドロックでカンパーイ!
その後はカニづくしの「きらら」にて歓迎会です。
今年は技工士さん、受付、歯科医師(非常勤)が新しく入りました。
そこで、わたくしめから一言。
「世の中、いろんな人がいます。給料が同じなら、出来る限り手を抜かなきゃ損だと考える人、給与なんて関係なく自分の仕事に責任と誇りを持って精一杯やろうとする人。前者のタイプはひろ矯正歯科では永くは続きません。ひろ矯正歯科で大切なのは、『出来るか出来ないか』ではなく、『やろうとしているか、していないか』です。折角縁があって来てくれたのですから、末永く続くよう、頑張ってください。給与、労働条件など、どれをとっても負けません。大切なのは、仕事を覚える事ではなく、私たちの考えていることを理解してくれることです。金を欲しさに動く人間にはならないでください。初めに金ありきではなく、初めに患者さんありきなのです。一生懸命患者さんに尽くせば、それが患者さんに評価されて、その結果、御給料も上がるのです。」
と、いつものように力説しますが、果たして素直に聞き入れられたでしょうか、、。
わかる人は、こんなこと言わなくてもわかるんですよね。
わからない人は、いくら力を込めて言っても、わからない、、。
新入の皆さん、頑張ってください。
通院中の皆様、暫くは御迷惑・御不自由をおかけしますが、御理解の程宜しくお願いいたします。
2008年05月14日
ガソリンの値上がり、年金天引きなど、信じられない・許されざる問題が絶えませんので、今年は Guam旅行を取りやめにしようかと悩みました。
悩みながら、ひろ矯正歯科で誇れるものは何か、と考えました。
患者さんの皆さんに安心して治療を受けて頂けるのは、スタッフのみんなが一生懸命やってくれているからに他なりません。
ひろ矯正歯科が国内外で高く評価されているのは、私の考えていることに賛同してくれ、一生懸命患者さんに尽くしてくれているスタッフ一人一人の理解と努力があるからこそです。
そう考えると、どんなに厳しい状況であっても、スタッフのみんなに日頃の感謝と慰労をしていただきたいと考え、今年も Guamに慰安旅行に行ってきました。
ひろ矯正歯科のクオリティを維持してゆくために、みんなに日頃のストレスを忘れてリフレッシュして貰うには必要な事ですので、「なんたる贅沢な!」などど怒らないでくださいね。
恒例の OUTBACK STEAK HOUSEで カンパ〜イ!
これまた恒例の集合写真 「ハイ、チーズ!」
楽しかった旅行も終わり、セントレアに無事到着しました。
みんながコンビニに行っている間、僕は荷物番です。
明日からまた頑張って診療するぞ〜!!
2008年01月14日
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年は皆さんにとってどんな年でしたか?
私たちは相変わらず体を休める暇もないほど大忙しでした。
どんな状況でも、何一つ文句を言わないで僕についてきてくれ、一生懸命患者さんに尽くしてくれたスタッフのみんなには本当に感謝しています。
この場を借りて御礼を申し上げます。

中央道から富士山をのぞむ
成人の日は厄除けで有名な金峯山 牛伏寺の縁日大祭です。
例年どおり、参拝、御祈祷をしてもらってきました。
今までは山麓線から上は車両進入禁止となっていたのですが、今年は通りから半ばほどにある蕎麦屋の所まで車での進入が可となりました。
何故そうなったのかはわかりませんが、当然ながら駐車場待ちの車は大渋滞で、エンジンをかけたままの車が殆どなので、徒歩で参拝の人達は排ガスだらけの中を歩いてゆくことになり、気持ちの良いものではありませんでした。
さらに、時折上から降りてくる車があり、道幅が狭い上にうっすらと雪が積もっていましたので、非常に危険でした。
来年は再び車両新入禁止となることを希望します。
夜は三九郎です。
自分は三重県出身なので、むこうでは三九郎でなく、「どんど焼き」と言います。
信州に来た当初、三九郎で子供達が木の枝に赤や白の丸い物を付けて焼いているので、「それなあに?」と聞くと、繭玉だと教えてくれました(長野県の方は御存知ですね)。
この丸めたお餅を柳の枝に付けて、三九郎の火で焼いて食べると、虫歯にならないといういわれがありますが、虫歯だけでなく、1年間の無病息災を祈念する人も多いそうです。

これが繭玉です。
12日の土曜日には、塩筑歯科医師会の新年会が松本館で行われました。
開業して以来いつも欠席してばかりでしたので、今回で3度目か4度目の出席です。
「お〜、よく来たじゃん、良かった良かった」と言ってくれる先生がいると、社交辞令でも本当に嬉しいものです。
14年前、矯正専門で開業した当初の苦しさを無事乗り越えることが出来たのは、塩筑の先生方が応援して下さったからに他なりません。 今の自分があるのは、塩筑の先生方のおかげです。
先日、例会でお話をする機会を与えていただいた際、聞いて頂きたい先生が退室されてしまったのは残念でしたが、下島先生はじめ、いろんな先生が「良かったよ」と言葉をかけて下さったのは本当に嬉しかったです。
今年も頑張りますので、皆様、御指導御鞭撻の程、宜しくお願いいたします。
昨年は振り返るといろんな事件がありました。
不二家をはじめ吉兆、赤福、ミートホープらの食品偽装、イージス艦の情報漏洩、コムスンの介護報酬不正請求、生保910億円不払い、NOVAの授業料持ち逃げ、防衛省汚職、郵政民営化、薬害肝炎問題、、。
信じられないような事件や事故も多発しました。
やはり許せないのは、年金でしょう。
以前、1円盗んで捕まったという記事が新聞に載っていましたが、人のお金を盗んだら1円でも窃盗罪で警察に捕まるのに、なぜ年金は人のお金をちょろまかして逃げてしまっている人がいまだにたくさんいるのでしょうか。
政府は時限法案を作ることが出来るのですから、年金に関しても時効撤廃し、徹底調査・厳罰とするのが当然のように思いますが、そう考えるのは自分だけでしょうか。
わたしはこうゆう弱者を食い物にしたり、人の信頼を踏みにじるようなことは絶対に許すことができませんし、許されるべき事ではないと思います。
テロ特が強行採決、給油続行が決まったようですが、日本の政治家は一体何を考えているんでしょうか。
アメリカに媚び、給油再開するより、テロ特が切れたことを理由に給油活動から撤退し、日本は違う方法で平和貢献します、と方向転換をする絶好の機会を逃してしまったことが残念でなりません。
以前、東大生相手の番組で、東大生の殆どが政治家になりたいと言っていたのを思い出しました。
驚いたのは、その理由で、一人残らず「将来が保証されているから」「天下りで遊んで暮らせるから」と答えました。
日本のトップであるべき筈の東大生が全国放送のテレビ番組でそんなアホなことを平気で言うのですから、世も末です。
「今の政治じゃ日本がダメになる、自分が政治家になって日本を良くしたい!」と言う人は一人もいなかったのです (東大がアホなのではあありません。アホなのは、そこに出ていた学生達です)。
金が足りなくなったら金の使途を見直すのではなく、さらなる負担を国民に強いることばかりで、政策と言えば一寸先の事しか考えていない。
薬害肝炎は最終的には被害者全面救済となりましたが、おかしいと思いませんか?
何故に被害者が自分の人生を何年も棒に振って政府と戦わなければならないのでしょうか。
遅すぎるでしょう。
立場が逆でしょう。
製薬会社が悪いのだという考えもあるでしょうが、もちろん、製薬会社が一番いけない。
でも、それを許可した薬事関連のお役人はもっといけないことをしているからこうなったんじゃないでしょうか。
被害者救済だけでなく、そのへんもきちんと調査し、同じ事を繰り返さないようにしなければならないと思います。
薬害エイズ、薬害肝炎、、、2度あることは3度あると信じたくないです。
もう一つ。
飲酒運転をする人が いまだになくならないのは、一体どうゆうことでしょうか。
尼崎での事故は危険運転罪が適用されませんでしたが、そもそも道交法に「酒気帯び」と「酒酔い」の区分があるのがおかしいのではないでしょうか。
酒を飲んで車を運転するなど もってのほか、僅かでも酒が検知されたら即・危険運転罪適用、執行猶予無しの厳罰化としないと、いつまで経っても悲惨な事故は無くならないと思います。
法律で根絶出来る問題なのですから、政治家はなんとかして欲しいものです。
かけがえのない大切な家族を殺されるような事件が1日も早くゼロとなるように希望します。
インターネットに悪口を書き込まれて自殺したという事件も忘れられません。
愛する我が子が殺されたら、私だったらどうなってしまうか 想像も出来ません。
昔は誰かの悪口を言っても、言った人が誰かわかっていますから、言う方も慎重になったし、言った後で反省・仲直りも出来ました。
しかし、インターネットによるイジメは、極めて陰湿で、卑劣な「犯罪」です。
最近は子供も携帯をもっていますから、書いて良い事と悪い事の判断が出来ない場合もあるでしょうが、取り返しのつかないことです。
ましてや、大の大人が 誰かを陥れるために故意に書きこむことは人間性を疑います。
歯科医院を対象とした口コミサイトというのも存在し、ここに上位にランクされたいがために患者さんに投票するように呼びかけたり、他人に成りすまして一生懸命自分の良い評判を書き込んだり、他の先生を引きずり下ろすために誹謗中傷を一生懸命書いている歯科医師もいるそうです。
こんな馬鹿げたことに一生懸命になる人間的レベルの低さにも呆れますが、こういった書き込んだ相手も特定できないような信憑性のない馬鹿げたサイトを運営することで、管理者は多大な広告収入を得て、働かなくてもぬくぬくと生活してゆくことが出来るのですから、日本人の特徴である勤勉/勤労意欲を喪失し、堕落人間が増えるのは当然でしょう。
社会で生きるということは、自分の行動に責任を持って生きる、ということだと思うのです。
以前、「太田総理」で「インターネットで無記名の書き込みは禁止します法案」が出ましたが、私は大賛成です。「過去の分についても書き込んだ者を公開します法案」が出来たら、青くなる人が一体どれくらいいるでしょうか。
歯科界は非常に苦しい状況ですが、苦しかったら人を邪魔するのではなく努力をすれば良い。
負けて悔しいなら人の邪魔をするのではなく、負けないように一層努力をすることが人の生きる道、そう考えて1日1日を頑張って生きる自分は、今や変なオジサンなのでしょうか?
歯科の苦しい状況改善にむけて、本年の4月に診療報酬改定が行われます。
今回は0.42%のアップとなるそうです(今まで1000円だったものが1004円となるらしいです)。
自分は矯正歯科専門で、保険のことはよくわかりませんが、改悪一方であったことから考えると、一見、明るい知らせに見えます。
ところが最近、治療に際していろんな書類を作ることが義務化されました。
なぜこんなに書類が増えたのかなあと不思議に思っていたのですが、書類が増えたことで歯科医師の診療時間が減少し、医療費抑制にかなりの効果を上げているそうです。
保健所が調査に来ると言われれば、誰しも一生懸命書くでしょうからね。
考えた人は ほくそえんでいるでしょうが、ちょっと待った。
頭はもっと違う方向に使うべきではないでしょうか(おそらく考えたのではなく、他国のパクリだと思いますが)。
日本の医療問題はすでにもっと深刻なものになっている、そんな事をしている場合ではないと思うんです。
例えば、技工士問題です。
全国的に歯科技工士を志望する学生数が減っており、松本歯科大学の技工士科もとうとう廃止されてしまいました。
現在、長野県内には歯科技工士を養成する機関が1つもないのです。
さらに、全国の技工士免許所持者で歯科技工の職についている人は、じつに50%以下です。
歯科技工士になる人が少ない上に、歯科技工士の免許をもっていても歯科技工の職につく人が少ないのです。
低賃金、長時間労働を強いられる過酷な労働環境、当然と言えば当然です。
政府が無駄な出費を抑えないで必要な医療費まで削減する→歯科医が苦しくなる→技工士さんの仕事がますます低賃金でキツイ物になる→歯科技工の職を目指す者がいなくなる→歯科医は診療が出来なくなる→歯科医療崩壊、、、の道を辿ってゆくことは明らかです。
歯科技工士がいなければ、歯医者は患者さんを治療することは出来ないのですから(レ充とCAD・CAMだけで技工士の代わりは務まりません)。
この悪循環を絶つには、歯科技工報酬を社会保険制度の中に組み込み、仕事に応じて所定の所得が得られるようにするなど、国として対応することが必要であると思います。 1988年に厚生大臣告示で社会保険診療報酬点数表中、第11部歯冠修復及び欠損補綴の通則5に「歯冠修復及び欠損補綴には、製作技工に要する費用が含まれ、その割合は製作技工に要する費用がおおむね100分の70である」とのガイドラインが公示されましたが、この告示がどのような効果があったかというのは、20年経過した今現在の歯科技工士事情をみると明らかです。
ひろ矯正歯科でも、以前非常に優秀な技工士さんがいました。
彼は本当に腕の良い技工士さんで、人間的にも素直で良い子だったんですが、彼の友達が鳶職をしていて、たいへんな高級取りだったので、彼も技工の職を捨てて、建築関係の仕事に転職してしまいました。
歯科技工士だけでなく、最近は あらゆる仕事で自分の仕事に誇りとこだわりを持っていてる人が非常に少ないように思います。
我慢をするということを知らない人が多く、ちょいと気に入らないと、すぐに辞めてゆく。
金が全てじゃない、この仕事は自分じゃなきゃ出来ないんだ、自分がやりたいのはこの仕事なんだ、という職人気質・プロ根性を持った人は、日本からいなくなってしまうのでしょうか。
政治家も2代目3代目が増え、こんな人に日本の将来を任せていたらダメだ、と思う人が多いです。
このままじゃあ、日本は崩壊することは間違いありません。
1日も早く「日本をどげんかせんといかん」です。
自分は元来、政治にはあまり関心のある方ではありませんが、最近は選挙が待ち遠しくて仕方がないです。
直接選挙になる日が来ることを強く希望します。
まだまだ書きたいことは尽きませんが、今日はこのへんで、、。
本来、この院長日誌は活動記録で、私の個人的な意見やプライベートなことは書かないのですが、いろいろと考えることがあり、思うがままに書き綴ってみました。
本年も宜しくお願いいたします。
注)「アホなこと」、「馬鹿げた」という言葉は敢えて使用しました。 トラックバック歓迎します。
2007年11月18日
スペインはバルセロナのカタルーニャ国際大学歯学部歯科矯正学講座から舌側矯正全般と Hiro system Laboratory workに関する特別講義をしてくれと、大変光栄な御招待を頂き、行って参りました。

スペインの大学のシステムは日本とはかなり異なり、矯正科には15余名の教授がいます。
筆頭教授は、Professor and Chairman の Andreu Puigdollers先生で、その門下に十数名の著名な教授達がいます。
Professor達は皆開業しており、週に1日以上大学に来て、学生達の指導をし、研究をし、論文を書きます。(羨ましい限りです)
その20名近い教授達を相手に丸1日、さらに2日目、3日目は教授達に加え、大学院の先生や大学院生を相手に舌側矯正のコースをするわけですから、英語が下手な自分にとっては そのプレッシャーたるや 並大抵の物ではありません。
いつも海外の学会で発表する時には特に緊張はしないのですが、今回は質問攻めにあうのは必至だからです。
初めて世界デビューした時は、質問の意図するところが理解できず、苦しんだ思い出があります。
今回のセミナーは、半年以上前に招待の通知を受けていたものの、毎日、診療が終わるとグッタリで、食後に意識不明となってしまう事が多く、思うように準備が捗りません。
間に合わなかったら大変なことになると、毎日 マウス片手に深夜まで、、、気がつくとコックリコックリ、カミさんには「もう寝たほうがいいんじゃない?」と言われる毎日でしたが、なんとか準備は無事に終わりまして、大盛況のうちに終わることが出来ました。

飛行機は、、先方が用意してくれた British Airwayのチケットで搭乗してみると、、、うをっつ!! 個室じゃん!! すご!! (すみません、貧乏なもので、、) 食事もおいちい。

講義前日、Fernandoがビーチにあるレストランに食事に連れってくれました。
全てが美味しい、、。
市内にはこうゆうレンタルサイクルが至るところにあります。
こうゆう Stationがあちこちにあり、契約すると乗りたいところで乗り、駐めたいところで駐めれるというスグレ物です。

彼の診療所は Barcelona(人口160万人)の中でも高級住宅街にあります。
ガラスで仕切られているのは個室の診療室ではなく、中庭です。
素晴らしい診療環境でした。
スペインの歯科事情は日本よりも もっと深刻です。
Barcelonaには約3000軒の歯科医院があり、また、彼のオフィスの半径500m以内には、6軒の矯正歯科専門医が開業しているとのことです。
全ての歯科医院は、歯科技工士を置くことが認められておらず、歯科技工士は難しい試験に合格した後、歯科技工所に勤務するのが普通です。
自分で技工所を開業しようとすれば、歯科医院とつながっていない別のオフィスで、いろんな厳しい検査に合格して初めて認定番号を交付され、開業することが出来ます。
歯科衛生士は、少しでも給与が良い職場があるとすぐに辞めて行くので安定せず、大変だそうです。
ひろ矯正歯科でも昔はある朝突然辞めて行く人がいましたが、最近はみんな一丸となって頑張ってくれているので本当に助かります。
願わくば、歯科衛生士の求人に もう少し反応があると助かりますが、、。
歯科医師も末永く付き合える先生を求人しています。
興味のある方は、是非一度見学に来てください。

毎日、Fernandoが AUDI TTで迎えに来てくれました。

大学には PC roomや英語を習得するための特別な部屋もあります。

ここで講義をします。

矯正歯科診療室です。

学食です。学食なのにすごく美味しい。

学食の一部は僕のために貸しきりとなっていました、、感激。

Under graduate, Post graduate, Professor、、写真は参加者の約1/3です。

最初は Power Point内の原稿を読んでいましたが、ものの数分でアドリブに、、

今回のコースでは、是非とも実習を入れてくれと懇願し、FernandoとProf. Puigdollers、DTのGloria、それからたくさんのResidentsのおかげで、実習が実現しました。本当に本当に皆様に感謝です。

実際にセットアップを使ってHiro systemの実習を行いました。
この日は、なんと、夜8時まで!

最新の Materialを使っての Hiro systemの最新版はすでにペーパーになっています。

1日目は、ちょうど Foot ballのある日で、Fernandoは観戦に連れて行ってくれました。

打ち上げは、丘の上にある高級レストランに招待してくださいました。
この隣にもうひとテーブルあり、Chairmanと Professor達と たくさんの Residents達と楽しくお食事をすることができました。

Professor & Chairman のPuigdollers先生と Prof. Anna Molina

講演が終わった後、個人的な質問に答えていた事に加え、土曜日ということもあって、帰っちゃった先生もいて、全員で写真を撮れなかったのが残念です。
飛行機もホテルも食事も全て出してくれて、超VIP扱いの待遇には本当に感激しました。
Prof. Puigdollersはじめ、手伝って下さった Professor達、Residents達、そして何よりも Fernandoに心から感謝します。
こんな田舎の矯正専門医でも、一生懸命やっていると、いつかは良いことがありますね。
これからも患者さんに少しでも良い治療を受けて頂けるよう、精一杯頑張ります。
出張の際には休診になりますので、患者さんの皆さんにはご不自由をおかけしますが、歯科医学の進歩のためですので、御理解いただきますようお願い致します。
2007年11月03日
月曜会 という会があります。
関西の矯正歯科専門医の先生方が集まって出来た Study groupです。
以前から、舌側矯正、ひろ矯正歯科で行っている Indirect Bonding、European Boardの症例、ect. について講演しに来てくれとのお言葉を頂いていたのですが、なかなか時間が取れないし、僕のような田舎の専門医がのこのこと出掛けるのも おこがましいかと思い、ずっと御遠慮させていただいておりました。
その後も恩師の吉川先生から、見学に行っても良いかとの御連絡を何度か頂きましたが、その都度、面識のない先生の見学はお断りしていますと、ご辞退申し上げていたのですが、、、吉川先生の熱意に負け、日頃御世話になっております先生のオファーをこれ以上断るわけにはいかないなと思い、こんな田舎までわざわざ来て頂けるのでしたら、と、受けさせて頂きました。
10月31日、吉川先生を含めて5名の先生がいらっしゃいました。
黒いスーツを着た男の人が数名、診療室を右往左往している光景に患者さんの皆様は少々驚かれたかと思いますが、別に悪いことをしてコワイお役人さん達が監視に来たわけではありませんので、ご安心下さい。
患者さん皆様の個人情報は守秘しておりますので、何卒、御理解頂きますようお願いいたします。
夕方6時まで診療やラボを見学された後、美ヶ原温泉の「すぎもと」に移動、私まで招待していただき、お酒を飲みながら、いろいろとお話をさせて頂きました。
夜9時からは Short Lingual Orthodontic Courseで、持参した My Macと EPSONの Projectorを使って、夜2時まで Hiro system Laboratory Procedure を含めた舌側矯正の講演をさせて頂きました。
たった5時間では Macの中のほんの一部しか御覧頂けませんでしたので、参考にならなかったのではないかと心配しております。
美味しい料理を御馳走になり、その上に過分なお心遣いまで頂き、有難うございました。
こんな田舎のドクター相手に良くしていただきまして、恐縮しております。
お近づきになれて大変嬉しかったです。
今後は講演などと堅苦しいことは言わず、いつでもお出かけ下さい。
来週は、Barcelona で Lingual Orthodontic Courseを開催しますが、準備がまだ終わっていない、、、急げ急げ、、。
2007年09月21日
9月19-21日、第回日本矯正歯科学会が大阪国際会議場にて開催されました。
昨年の札幌大会では、European Board of Orthodontistsに関する学術展示を行い、また、専門医試験の合格症例の展示をしたりと、とても忙しかったですが、今年は聞き手に徹しました。

会場のグランキューブ大阪
何年か前は、スタッフの意識改革と矯正歯科の知識習得を目的として、国内外の学会に必ずスタッフも全員参加で臨んでいましたが、学会を旅行と勘違いしているスタッフが多く、自分の発表の妨げになりましたので、以後、矯正学会にはスタッフは連れて行っていませんでしたが、現在のスタッフは皆、ほんとうに勉強熱心で、昨年の札幌大会も一緒に連れて行って良かったなと思いましたので、今年も歯科衛生士3名と受付秘書の1名、自分も含めて5名で参加してきました。
今回の学会では、興味深い学術展示が多く、歯根吸収に関する演題、歯列弓の成長に関する演題、咬合力に関する演題、ホワイトニング後の歯面の性状に関する演題、ボンディング材の接着力に関する演題、各社の矯正用ワイヤーの精度や表面性状を調べた演題などなど、たいへん勉強になりました。
歯根吸収は、現時点では予測することも予防することも困難なのですが、ビスフォスフォネートなどによる歯根吸収を少なくさせるための研究が行われています。
過大な矯正力は歯根吸収の原因となることは古くから知られていますが、過大な矯正力を用いていなくても、歯根吸収の見られる事があります。
現在、歯根吸収の原因として注目されているのは免疫システムの関与で、この場合、全歯にわたり歯根吸収が見られることがあります。
私自身も23年間の矯正臨床でそうゆう患者さんを3人ほど経験しました。
歯根吸収が起こった場合には、私たち矯正歯科医は正直、物凄いショックを受けます。
そして、患者さんには歯根吸収の状態を知らせない先生が多いのではないかと思いますが、現在、ひろ矯正歯科では、歯根吸収が全く起こらなかった人にも、物凄い吸収を起こしてしまった人にも、全ての患者さんにレントゲンをお見せして、隠すことなく御説明しています。
吸収の著しい人には、患者さんにその事を伏せるのではなく、現状を説明して、今後起こりうる事や日常生活に於ける注意事項を説明する事の方が重要であると考えるからです。
これらの研究が進んで、全ての患者さんに歯根吸収ゼロ矯正が出来る日が来ることを希望します。
また、特別講演の オハイオ州立大学の矯正歯科の教授、Henry W. Fields 先生の講演は、“The esthetics of the smile and the esthetics of the appliance that make the smiles”という演題で、患者さんが笑ったときの歯の見え方(Smile line や Buccal corridorなどの Estheticsに関するもの)などの審美的な要素についての講演です。
アメリカに於ける近年の矯正歯科の Goalが、見た目に重きを置く傾向が非常に強くなってきているということに私は以前から強い疑問を覚えていましたが(例えば、Social Sixなどは典型的な例で、真面目に臨床に取り組んでいる者にとっては考えられない事です)、今回の講演でもやはり同様に感じました。
Buccal corridorを改善するには、上顎の臼歯を頬側に位置させ、Buccal Crown Torqueをかけるとのことでしたが、こうすることで審美的には良くなっても咬合は理想的な状態からかけ離れてゆくことも多く、患者さんの長期的な予後や歯周環境を考えると、なかなか同意出来ない部分があり、これらを両立させるためには矯正のみで全てを解決しようと考えるのは間違いではないかと思いました。
Henry W. Fields先生の講演
また、臨床セミナーでは「矯正歯科医療と法務」についての講演があり、検査資料やカルテの重要性、治療前のインフォームド・コンセントの重要性を強調しておられました。
ひろ矯正歯科のホームページでは、一般歯科における矯正治療の問題点を指摘していますが、これは一般歯科の先生は矯正治療をするなという意味ではありません。
不十分な検査、不十分な知識で治療を行うと、取り返しのつかない問題に発展するということがあるという注意喚起の目的で記しておりますので、読まれた方は憤慨されるのではなく、患者さんの立場に立ってよく考えて頂ければ幸いです。
私自身も、他の医療機関に依頼した方が適切であると判断する場合には、迷わずそうしているからです。
特に、顎関節の治療が必要であると判断した場合には、治療前、治療中、治療後を問わず、顎関節外来を持つ専門の機関に依頼しております。
私は松本歯科大学の矯正科に勤務していた当時は、たくさんの顎関節症の患者さんの治療を受け持ち、むしろ得意分野でした。
開業後も暫くの間はスプリント療法などの治療を行っていましたが、現在は全く行っていません。
その理由として、
1,顎関節症の有病率は20〜40%程度にも達するということ(ということは、噛み合わせの如何を問わず3〜4人に1人は顎関節に何らかの問題を持っているということであり、咬合機能に異常を持っている矯正歯科の患者さんにおいては、さらに高いパーセンテージになるということです。)
2,顎関節の触診と聴診、1〜2枚のレントゲンだけで、関節円板の前方転位であろうと診断し、保存的療法を行うのは非常に危険であり、治療前には矯正治療と同じように詳細な検査とインフォームド・コンセントを行うべきであると考える
3,治療が非常に長期にわたることもあり、また、治療が奏功しないこともある
4,診察が1週間に1度程度と頻繁な治療が必要なこともあり、矯正歯科専門医であるひろ矯正歯科でのアポイントスケジュールに組み込むことが出来ないこともある
5,投薬や、マニピュレーション、パンピングなど、スプリント療法以外の治療が必要なことも多く、ゆえに治療は顎関節の治療に関する専門の知識を持った口腔外科の先生に任せるのが適切であると考える
以上です。
学術展示会場では、藤田先生にもお会いすることが出来ました。
WSLOに名前が載っていたのに何故おみえにならなかったんですか、みんな先生にお会いできることを楽しみにしていたんですよ、と、しばし会話を。
とても忙しくて、どうしても都合がつかなかったとのことです。
次回のESLO, Cannesには是非来てくださいね!
今回の日矯学会は得る物が多く、非常に有意義な学会でした。
来年は9月16-18日、幕張メッセにて行われます。
19日、ホテルに到着後、鉄板焼きに行ったのですが、、、。
座ってメニューを見ると、メンタマが飛び出るほどの値段、、、。
(*_*)、、、帰ろうか、、でも、今さら帰れないしなあ、、、。
「普段、大変苦労をかけているスタッフのためだ! これぐらいなんだ!!」 と、
通天閣から飛び降りるつもりで、いただきました。 ★三つでした。
20日は、串の坊で晩御飯。これも、★三つでした。
現在、歯科衛生士募集中です。来年は、歯科衛生士さんがあと2人くらいここに加わってくれるといいなあ。
そのあと、たこ焼き屋さんに行きました。
大阪に来たからにゃあ、たこ焼きを食べなきゃァねえ!
帰りの新大阪の駅でお土産を見ている時、ふと時計を見たらあと3分しかない!
「早く、早く!! 間に合わないよ!!!」と叫ぶ僕の声に、手に持ったお土産を放り投げて、みんなダッシュ!
ところが、ホームに出てみると、、「あれれ? あと10分もあるじゃん、、」
僕の時計がえらい進んでいたのでした。
お土産も買えなかったみんな、、、ごめんなさい m(_ _)m。
悪いのは僕です、許してください、、。
2007年07月16日
2007年7月12-17日、第二回 World Society of Lingual Orthodontic meeting が Seoulの COEX Congress Center にて開催されました。
今回は内緒でパスしようかと思っていたのですが、Invited Speakerとして招待して頂きましたので、頑張って行ってきました。

会場の COEXです。このあたりの道路には、全然人が歩いていません。
なぜか。。
物凄い地下街が広がっていて、何処に行くにも地上に出ずに行けるのです。
しかし、、、我ながら、毎年毎年演題を考え、しかも一人で準備して、よく間に合うものだと思います。
大学病院に勤務している先生なら当たり前ですが、僕は田舎の開業医、、。
みんな「そのパワーは何処から出てくるのか」と不思議がりますが、ただ単に患者さんに一生懸命向き合っていたら気がついたらこんなになっていた、、それだけです。
さすがに今回は超・ギリギリで、前日、朝から夜中までホテルに缶詰で Power pointを仕上げました。
EOSの際には Intel Macを持っていったのですが、調子が悪く、たいへんな目に遭いましたので、今回は使い慣れた12inch G4を持って行きました。
演題は、「Lingual Orthodontics for Juvenile Patients」です。
舌側矯正というと、普通は大人の患者さんが対象ですが、年々 Low teenで Lingual Orthodonticsを希望される方が増加傾向にありますので、Adult patientsとの違い、注意点等を実際の治療例をまじえて解説してきました。
僕の口演時間は、日曜日の朝イチ、8:30分という時間です。
しょえ〜、こんな時間に人が来るんかい、、と思っていると、案の定、5分前には、会場内には僕と座長と次演者の3人だけ。
Venice ESLO のあのイヤな雰囲気が思い出され、思わず笑っちゃいます。。。
プレゼン開始の秒読み態勢にはいると、、、ドカドカと皆さんが駆けつけてくれました。
あ〜、よかった。
朝早くから駆けつけて来てくれた皆さん、有難うございました。
プレゼンの最後は、冬ソナのBGMで締めくくりです。
え? 古いって?
でもまあ、韓流ドラマの先駆け、代表作ですからね。
音楽が流れ、ペ・ヨンジュンとチェ・ジュウが出てくると、座長の先生も思わずニッコリ。。
ガンバレ〜 ! 写真提供:松野功先生
途中で照明がおかしくなり、プレゼン中断です。 あはは〜、いつまで続くのかな〜〜(^^;) 写真提供:松野功先生
Coffee Breakで竹元先生、黒田先生、橋場先生と話していると、Alain Decker先生が僕の顔を見つけ、寄って来てくれて、素晴らしい発表だ、お前の治療はいつも素晴らしい、と、絶賛のお言葉を頂戴しました。
ありがたや、ありがたや、、。

物凄い立派なメインホールです。参加者は600名を超えたとか、、。
その夜は Gala Dinnerです。
Phil Kyung Jaeという Korean Restaurantですが、聞くところによると、韓国の昔の王様の家で、今もそこに住んでおられるとのことです。
Dinnerが始まるまで、お庭でジュースやカクテルを飲みながら御歓談。
日本人の先生達はいつもどおり日本人だけで集まっています。
僕は日本の先生達が嫌いなわけではないのですが、内輪で固まるのはあまり好きではないので、一人でポツンと離れて立っていると、Dirkがこっちに来い、と呼んでくれました。
すると、パリ第5大学の先生達を紹介してくれ、今日の僕のプレゼンのことを聞かれたり、逆にパリ大学でのリンガルの治療の事を聞いたり、話に花が咲きます。
そうこうしていると、Dinnerが始まりました。

左から、竹元先生、 Dirk、 僕、 Decker先生です。
カメラがいっぱいで何処を見ていいのかわからないので、みんな見ているところがバラバラです。。
Dinnerは グループ分けされていて、みんな自分のテーブルに向かいます。
僕は C-groupです。
なるべく内輪で固まらないようにと思っていると、Alain Decker先生が来てくれました。
ここでも昨年同様、先生と楽しく過ごすことが出来ました。
舌側矯正の世界は、自分がNo.1だ、と、勢力争いをして、他の妨害をする先生もいます。
自分のスキルが低いために、上手い者を引きずり降ろそうとする先生もいます。
が、このDecker先生は、話せば話すほど、素晴らしい先生です。
「妨害をする先生がいることは凄く悲しいことだと思います。負けて悔しいなら、人の邪魔をするのではなく、自分が努力すればいいことです。みんなでお互いに知恵を出し合って、少しでも患者さんが優れた治療を受けられるようにと、こうやって世界中から先生が集まってきているのに、なぜそうゆう先生がいるのか僕には理解出来ません。僕がここに参加する目的は一つしかないんです。」と、僕の考えを話すと、「そのとおりだ!」と、まったく同じ考えです。
感激と嬉しさで、もうチョイで涙が、、、(^^;)。

韓国料理のフルコースを食べたのは初めてでした。美味しかったです。
Decker先生と Becker先生は、本当に素晴らしい先生です。
来年の ESLOは必ず駆けつけます! 頑張ってください!
大会長の Hee-Moon Kyung先生、本当にお疲れ様でした。
たいへん御世話になり、有難うございました。
また、尊敬する Ryoon-Ki Hong先生、また是非御一緒出来れば嬉しいです。
カムサンミダ。
2007年07月10日
6月22-24日、ドイツ・ベルリンで 第86回 European Orthodontic Society Meetingが開催されましたので、参加し、発表してきました。
ヨーロッパ矯正歯科学会の専門医試験に合格した者は、ヨーロッパ矯正学会の European Boardの時間に発表しなければなりません。
自分は2005年の European Boardの試験に合格しましたので、昨年 applyしていたのですが、ESLOの Venice meetingのあと具合が悪くなり、EBO Presidentの Dr.Moserにドタキャンのメールを送って、休ませて頂きました。
でも、そのままではいけませんので、今年は行って、きっちり発表してきました。

学会場のベルリン・フィルハーモニック・センター
EOS設立100周年記念大会とあって、例年とは比べものにならないスケールでした。
学会にもいろんな性格がありますが、EOSはどちらかというと、大学に所属している先生がメインに活動している、research色の強い学会です。
日頃、臨床メインに頑張っている自分にとっては、非常に有益な学会です。
今回は竹元先生がEBO試験に臨まれ、目出度く合格されました。
PresidentのDr.Moser 曰く、お前達は地球外生物だとのこと。
非常に難しいケースをきちんと治しているので、人間じゃない、ETだと、絶賛してくれました。
一生懸命頑張って治療している甲斐があります。
有り難いことです。
でも、こうゆう試験を受けるために一生懸命治療をしているのではありませんので、誤解無きようにお願い致します。
自分が日頃一生懸命やっていることが間違っていないか、第三者の客観的な評価を受けることは、治療の質的向上につながることであり、患者さんのために行っていることなのです。

ベルリン大聖堂

お昼御飯はホットドッグ。たった 1 Euroなんですが、これがまた旨い!

晩御飯はLemkeというレストランで、オリジナルビールを飲みながら、ハクセを食べました。ハクセというのは、ブタの骨付きの肉を焼いたものなんですが、外側はフォークも刺さらないほどカリカリに香ばしく焼かれています。

Presidential partyで知り合ったShinya先生御夫妻です。
現在、Turku大学で勉強していらっしゃるとのこと。羨ましい限りです。

Presidential Partyは、このとおりのにぎわいです。

帰りにTEGEL空港でソーセージとハンバーグとビールで締めくくります。
レジの人が「一人でこれ全部食べるのか?」と驚いていましたが、、。

ビールもソーセージも 最高に美味しい、、。
来年のEOSはリスボンで行われます。
時期的にESLOとダブるので、行けるかな。
2007年06月18日
今年のGWには、CAに住む友達に会いに行く予定だったのですが、日本を出る2日前に、San Diegoで矯正ラボを開業している Remo Sagastumeからメールが届き、「自分のラボでは Modified Hiro System for Lingual Orthodonticsを使っている、僕のBlogを読んだのだが、出来れば Dr.HiroのOfficeを見学させて欲しい」とのこと。
あまりにもタイミングが良かったので驚きましたが、「今からちょうどLAに行くところだから、Remoのラボに寄るよ」と連絡し、行ってきました。
彼のラボは San Diegoの El Caminoというところにあります。

彼が言うには、ちょうどラボを引っ越ししている最中で、僕が一番最初の訪問者だとの事でした。
彼がメインに使っているのは、ドイツのリンガルのスペシャリストである Hatto Loidleや、Bruno Wihelmyが使っているジグを使ったやり方で、現在、America、Mexico、Australia、Europeから Hiro system Lingual Orthodontic Laboratory Workを頼まれて作っているとのことでした。
新しいラボは、これから機材の引っ越しをするところでしたので、製作中の技工物はあまりありませんでしたが、大変気を遣ってくれ、とても良い人でした。
San Diegoの大学に講義に行ったり、学会で商社展示をしたりと、とてもお忙しいようでしたが、近い将来、日本で会えれば嬉しいです。

Set upを見ながらdiscussion.
Materialなど、逆に僕が教わる点が多かったです。

17年ぶりのUSCです。懐かしいな、、。
2007年06月17日
歯科技工士の聖ちゃんが御結婚されることになり、結婚相手の転勤により勤務を続けることが不可能となったため、退職されました。
松本の「きらら」で送別会を、また同時に、新しく来てくれることになったスタッフの歓迎会も行いました。
この「きらら」、カニづくしのお店で、カニ刺しから、焼きガニから、ありとあらゆるカニが食べきれないほど出てきます。
いつも予約が取れないのですが、今回は幸いにも予約が取れましたので、「鯛萬」ではなくて、ここで送別会とあいなりました。

花束と記念品贈呈です。 聖ちゃん、本当に今まで有難う! お幸せにね!
聖ちゃんは、2001年に新潟の明倫短期大学を卒業後、ひろ矯正歯科に就職、6年間、全てのラボをこなしてくれました。
仕事のスピードは、、、、決して速くはありませんでしたが、クオリティが素晴らしかった。
特に、セットアップが素晴らしかったです。
リンガルの治療は、僕たちドクターがいくら頑張っても、ラボがまずければ治らない。
その点、聖ちゃんのセットアップは、世界でトップレベルです。
僕は今まで世界中の先生達のラボをたくさん見てきましたが、聖ちゃんのセットアップは間違いなく世界最高水準です。
そして、人間的にも素晴らしかった。
いつもニコニコしていて、彼女の怒った顔は6年間で一度も見たことがありませんでした。

聖ちゃん、一言お願いします、、。 泣いちゃった、、。
女の子なので、いつかはこの日が来ると覚悟はしていました。
「いつ結婚するの?」、「結婚したらどうするの?」と、いつも聞いてきましたが、そのたびに、「まだ当分結婚しません」、「結婚しても、技工は続けたいです」と言ってくれていたので、急に決まった話には本当に驚きましたが、、、お目出度いことなので、悲しみを堪えて喜んで見送ります。
新しく来てくれる事になったみなさんも、頑張ってくださいね。

聖ちゃんから、御礼にお酒を頂きました。 この顔、喜びすぎ??

2次会は、4人で The Bar Jに行きました。僕は飲みすぎて、先に帰りました。。。
2007年06月15日
2007年3月18-21日、恒例の医院旅行でGuamに行ってきました。
今年1年を振り返ると、特に受付と歯科衛生士の皆さんに苦労をかけました。
受付は昨年春に採用した新人が半年で退職し、その後何人か面接を行いましたが、適格者がみつからなかったため、本来2人でこなす受付業務を一人で頑張ってこなしてくれました。
また、歯科衛生士は昨年春、新卒者の募集をかけていましたが希望者がみつからず、新しい人が見つかる前に1名寿退社されましたので、毎日が本当に大変でした。
通常ですと、こうゆう状態ではいろんなミスが出たり、不平不満がつのってスタッフ間で衝突が出るものですが、みんな文句も言わず一致団結してお互い助け合い、本当によく頑張ってくれました。
いつもながら心から感謝しています。

アルピコバス・チャーターで一路セントレアに向かいます
年に一度の労いなので、僕のような人間が一緒にいないで、スタッフだけで慰安旅行に行って貰ったほうがいいかなという考えが無いわけではないのですが、こうして一生懸命頑張ってくれていると、普段海を見ることにないみんなに、南国のトロピカルなビーチで「御苦労さんです」と一言労いの言葉を言って、エネルギーを充電して貰うことはやはり必要であると考えております。

長野県内はまだ雪山です
一生懸命働いて貯金したお金で、Duty Freeでお買い物をして、大切に大切に持って帰るスタッフを見ると、なぜか僕まで嬉しい気分になります。
「私たちのお給料は、患者さんが一生懸命働いたお金なのです。いつも患者さんの立場になって考え、行動し、決して患者さんを裏切らないように」、といつも口を酸っぱくして言っていますが、僕のお給料は患者さんが一生懸命働いたお金+スタッフのみんなが一生懸命頑張ってくれたおかげです。

恒例、OUTBACK STEAK HOUSEにて、カンパ〜〜イ!!

「お疲れ様で〜〜す!!」
みんな、ひろ矯正歯科で働いて良かった、と思えるような職場であれるよう、僕も頑張っていますので、明日からまたよろしくお願いいたします。
患者さんの皆さんも、御理解の程、よろしくお願いいたします。
2007年06月14日
4月14日、恒例の良い歯を守る相談会が塩尻市の保健センターで行われました。
相談会の長は今年で最後です。
勝手なことをするな、と、誰かから批判されることを覚悟の上で、改善出来るところは改善してしまおうと思い、改革第2弾を実行しました。
まず、感染予防のために、グローブの交換を徹底してもらいました。
健診やブラッシング指導の担当者は、今まではグローブをした手で、ハイアミンの液に入れて次の方を診ていました。
これでは何のためのグローブかわからない。
グローブは口の中に手を入れる人間が自己防衛のために付けるのではないはずです。
まずはその意識改革を呼びかけ、患者さんの口の中に手を入れたグローブは、必ず捨てて、新しいグローブに換えて頂くことを徹底しました。
さらに、順路を明示し、染め出しコーナーも新聞紙でなくて巻き段ボールを敷き詰めました。
これは破れたりせず、先生方からの評判も良かったです。
さらに、フッ素塗布とイオン導入の順番を入れ替えました。
少しは良くなったかな、、?
塩尻地区の先生方、スタッフの皆様方、ご協力有難うございました。
秋の相談会も宜しくお願い致します。
良い歯の日は、相談会が終わってから医院に戻っても時間が短く、診療にならないので、恒例のお花見です。
ひろ矯正歯科は飲んで喰ってばっかりじゃん、って思われるかも知れませんが、いつも頑張ってくれているスタッフには、最低限これくらいの事をしないと申し訳ないと思います。
やる時は思い切り、一生懸命働いて、遊ぶ時は思い切り遊ぶ。
このケジメが大切であると思います。
松本の割烹「草庵」です。美味しかったです。
2007年02月22日
11月27日から12月2日まで、ドイツから Dr. Bruno Wilhelmyが見学にやって来ました。
彼とは2002年6月、Berlinで開催されたESLOの時に知り合いました。
以来、ヨーロッパの学会ではいつも声をかけてくれ、Gala dinnerなども一緒にテーブルを囲んできました。
1年前、New YorkでのWSLOの際に、ひろ矯正歯科を見てみたい、僕のリンガルの治療を実際に見学してみたいので行っても良いか、と聞かれました。
なんでも、お嬢さんが歯科大学を卒業して、もうすぐ一緒に仕事をするようになるので、もっとリンガルを勉強したいとのことでした。

ひろ矯正歯科玄関前にて

いつもどおり、月曜日は僕は休みなので松本城を案内します。
翌日から1週間、朝から晩まで、Brace on、Brace off、初診、診断、adjust、esthetic ponticのセットの仕方、Eva Dyneを使った最新の技工操作等々、現在ひろ矯正歯科矯正歯科で行っている最新テクニックの全てを教えました。 金をいくら払えば良いかと聞かれましたが、金欲しさに教えるわけではなく、僕は真にLingual Orthodonticsの発展を祈っての事ですので、金などイラナイ、と言いましたが、、、僕の真意が伝わったでしょうか、、。
見学をしたいという先生を寛大に受け入れ、本当に感謝してくれる人もいれば、見せてくれて当たり前、教えてくれて当たり前と思っている人もいます。 中には、院内の物をくすねて帰るような人もいますので、今後は見学者の受け入れについて少し考え直したほうが良いかな、と考えています。

通常の矯正と舌側矯正との診断の違いについて詳しく説明します。

わかってくれたかな、、。

夜は割烹仙岳で shabu-shabu dinnerに招待です。
食事をしながら、舌側矯正について説明を続けます。

仙岳のマスターと一緒に
2006年11月18日
今年の3月、New Yorkで世界舌側矯正歯科学会が開催されましたが、学会から帰国するとすぐに1通のメールが届きました。
スペイン・バルセロナの University International of Catalunya の教授であり、バルセロナ市街の激戦区で開業している矯正専門医である Dr. Fernando de la Iglesia からです。
「NYでDr.Hiroの講演にたいへん感銘を受けたので、是非オフィスを見学させて欲しい」と、写真付き履歴書を添付で送ってくれました。
先日来たDavid Manzaneraもスペインから、Fernandoもスペインからです。
Fernandoに「日本には学会か何かで来るのか?」と聞くと、「No」とのこと。
「他の先生のオフィスを見学するついでに来るのか?」と聞くと、「日本には、Dr.Hiroのオフィスを見学するためだけに行く、ひろ矯正歯科に行くためだけにスペインから日本に行く」とのこと。
僕に何か出来ることがあればと思い、歓迎しました。
そうしたら、3月の時点でもうすでに10月の飛行機を予約したというので、近年稀に見る行動派です。
10月25日、昼11:25分に松本駅に着くというので、ホテルに迎えに行きます。
今日は月曜日なので、僕はお休みなのです。
車を駅近くの駐車場に入れ、ホテルに向かって歩いていると、駅から東急インに向かって旅行カバンを引きずる3人連れの外人がいます。
あれがFernandoだなと思いつつ、交差点で御対面。
やはりそうでした。
Ferandoと、奥さんと、技工士のGloriaさんです。
折角来るなら、技工士を連れておいでよ、それから自分のケースを持っておいでよ、ラボを教えてやるから、と伝えたんです。
ムチョ・グスト(はじめまして)、コモエスタ・ウステ(こんにちは、ごきげんいかが)と、挨拶をすませ、駅前の東急インに案内します。
駅に近い方が何かと便利なので、僕が会員価格で予約しておきました。
お昼前ですが、チェックインが可能で、部屋に荷物を置いて出掛けます。
お昼ご飯は伊勢町の「バリゾート」で「ナシゴレン」を食べ、その後、松本城を案内します。
今晩はしゃぶしゃぶだよ、と話すと、じゃあここは僕が払っておくよと、Fernandoが払ってくれました。
ごちそうさまでした。それにしても、暑かったな、この日は。寒いから上着を忘れるな、と言ってあったので、全然寒くないじゃないか、と、フード付のダウンジャケットをたたんでいました。
松本城の説明を聞く。オジサンはボランティアの英語のガイドの方です。
松本城観光は気に入って貰えたかな、、、?
その後、四柱神社、縄手通り、仲町と松本の典型的な通りを案内し、僕は一旦家に帰ります。
アスタルエゴ(また後ほど)!
晩ご飯は定番、割烹仙岳のしゃぶしゃぶです。
寿司と天麩羅は食べた事があるが、しゃぶしゃぶは初めてだというので、食べ方を説明します。
お肉をお湯につける時は「しゃ〜ぶしゃぶ、しゃ〜ぶしゃぶ」と言わなければならないのだと説明すると、彼らみんなは真面目に「シャ〜ブシャブ、シャ〜ブシャブッ」と言いながらお肉をしゃぶしゃぶしています。
えへへ、、。
「しゃ〜ぶしゃぶ、しゃ〜ぶしゃぶ、、。」
食事をしながらいろいろと話を聞きます。
彼はバルセロナで矯正専門開業していますが、彼のオフィスの半径100m以内には8軒(!)の矯正専門医があるとのこと。
バルセロナ市内には何軒の矯正歯科専門医がいるのかと尋ねると、星の数ほどで、数え切れないという。
バルセロナの人口は157万人、塩尻市の人口は6万人。
僕は都会が大嫌いです。
息が詰まります。
僕にとっては、自分のリラックス出来る環境で生活し、毎日新鮮な空気を吸って気持ちよく仕事をするのが、良い治療をする最低条件です。
僕は長野県の豊かな自然を愛し、長野県の人を愛し、自分の医院とスタッフを愛しています。
約3時間、食事をしながらお話をしてお別れです。
Fernandoからは、高級ワイン4本と、たくさんの生ハムと、たくさんの本と、おまけに子供達のお土産まで頂きました。
さぞ、重かったでしょう、、ムチョスグラッシャス。
翌日、お昼過ぎにFernandoと歯科技工士のGloriaさんが医院に来ました。
医院の中をひととおり案内し、午後から通常どおり診療です。
初診、診断、Brace on(矯正装置を装着すること)、Brace off(矯正装置を外す事)、抜歯、いろんな処置を滞りなく的確に処置をするのを見て、いささか面食らったようです。
彼は火、水、木と3日間見学してゆきましたが、マメにメモを取り、いろんな事を質問してきます。 非常に勤勉です。
ひろ矯正歯科では、普通の矯正専門医と違う部分がたくさんありますので、質問が多いのは当たり前です。
Q1:なぜ、バンドを巻かないで全ての装置を接着で治療するのか?
Ans:
1,チェアータイムの短縮
2,患者さんの不快感の軽減
3,歯肉炎の減少
4,バンドを巻くとギラギラ光って審美的に良くない
5,バンドを巻くと装置撤去後にバンドスペースが残り、食片圧入の原因となる
6,バンドを巻くと装置撤去後にバンドスペースが残って歯が移動し、咬合関係が狂う
7,バンドを巻くと、装置の位置づけが正確でなくなるので、きちんと治らない
などの理由から、ひろ矯正歯科ではバンドを使わないんだと説明します。
バルセロナではバンドを巻かないなんて不可能だ、みんな装置を壊してしまう、というので、それは日本でも同じだ、患者さんに必要性を説明して、患者さんに理解してもらって、食べ方の指導などをきちんとすれば大丈夫だよ、と話します。
真剣な顔つきで見学するFernando
Q2:エッチングの不要な接着剤について、メーカー名とそれを使っている理由は?
Ans:メーカーは松風、使用している理由は、
1,エッチングをしないことで虫歯の発生をかなり抑える事が出来る
2,さらに、フッ素徐放性であるので、虫歯になりにくい
3,チェアータイムが大幅に短縮された
4,ブラケットの脱離による急患が極端に減少した
5,除去が容易である
などなど、、。
Q3:スペースクロージングのメカニクスは?
Ans:ひろ矯正歯科では、患者さんに少しでも快適に治療を受けて頂くために、ループは使わないで、全てスライディングで行っている。外側には一切装置を付けない。パワーチェーンを外側にまわす先生もいるが、ひろ矯正歯科ではそんな不細工な治療はしない、と説明。
じゃあ、エラスティックはどうやってかけるのか、というので、内側から内側にかける、と話すと、他の先生と同じく、そんな事は出来ないだろう、という顔。
ちょうどゴムを使う患者さんがいたので、ゴムをかけてみてください、というと、その患者さんは一瞬にして裏側どうしでゴムをかけるので、Fernandoは目が点になっていました。
ひろ矯正歯科は治療のレベルも高いが、患者さんのレベルも高いんですよ。
EBOのファイルを見るFernando
ほかにも、たくさんたくさんの質問がありました。
二階では、世界に誇るひろ矯正歯科の技工士が Gloriaに最新の技工手順を指導します。
こうゆうときに日頃の英語レッスンが役に立つ!
その間、奥さんは何をしているのか、、、じつは、うちの家内が料理教室に連れて行っています。
翌日は茶道にと、日本文化を紹介します。
裏千家奥平先生、お忙しいのに、本当にありがとうございました m(_ _ )m。
夜は、焼き鳥大吉にて。大切な日本文化、ドジョウすくいを披露します。
爆笑でした。あっはっは〜、楽しい。
医院見学を受け入れるのに1日当たり10万円以上のお金を取る先生がいます。
ひろ矯正歯科では、No Chargeです。
なぜタダでそこまで見せて、ラボまで教えて、食事まで連れて行って、と、不思議に思うかも知れませんが、僕はただ、彼らにリンガルのスペシャリストになって欲しい、名ばかり有名で治療が全く出来ないくせに偉そうにしている人たちを見返せるようなドクターになって欲しい、ただそれだけが願いです。
Fernando, you must be the NO.1 Lingual Orthodontist in Spain!!
3日間、アッと言う間に過ぎました。
最後の日、11月3日は軽井沢を案内し、軽井沢から新幹線で東京へ向かいます。
毎日、朝から晩ご飯まで一緒にいたので、家族のようです。
別れ惜しいです。
軽井沢鬼押し出しにて。 またおいでね(^ε^)-☆。
2006年11月14日
松本歯科大学歯科矯正学講座、松本歯科大学独立系歯学研究所教授、総合歯科研究所、そして、シンガポール国立大学歯学部歯科矯正学修士課程教授の出口敏雄先生が、2007年3月を以て松本歯科大学を退官されますので、退官記念祝賀会が10月29日、名古屋のマリオット・アソシアで開催されました。
出口先生は1964年に東京医科歯科大学歯学部を卒業、大阪大学大学院歯学研究科を修了されたあと渡米され、インディアナ大学大学院歯学研究科修士課程を修了されました。
帰国後は、名古屋大学医学部助手、徳島大学歯学部助教授に就任されたあと、1970年より、松本歯科大学歯科矯正学講座の主任教授として、現在まで想像を絶する超々多忙な日々を送られて来られましたが、退官後は隠居されるどころか、シンガポール国立大学歯学部歯科矯正学修士課程教授として赴任されます。
とうとうこの日が来てしまいました、、。
自分が矯正学を志したのも出口先生がいらっしゃったからで、僕の人生に一番大きな影響を及ぼした先生です。
矯正学の教授が出口先生でなければ、自分は矯正専門医にはなっていなかった事は間違いありません。
矯正科に入局した当初は、右も左もわからず、礼を失することも多々あったと思いますが、終始、暖かく見守ってくださいました。
当時は松本歯科大学には大学院がありませんでしたが、福岡歯科大学に持ち込みで学位まで取らせて頂きました。
Charles H. Tweedや、Univ. of Southern Californiaのコースを受けろと、他の先輩医局員をさしおいて真っ先に声を掛けてくださったのも出口先生、自分が医局を退職した後も終始御指導御鞭撻を頂き、英国矯正歯科認定医(M-Ortho RCSEd)や、ヨーロッパ矯正歯科学会専門医試験(European Board of Orthodontists)に挑戦する機会を与えてくださったのも出口先生、Indiana Univ.でJarabak Awardを受賞された時に舌側矯正に関する講演をさせて頂く機会を与えてくださったのも出口先生、矯正学の楽しさと恐ろしさを教えて下さったのも出口先生、野球を教えて下さったのも出口先生、、、。
医局に在籍当時、出口先生の姿を見ていてつくづく感じたのは、矯正歯科医というのは明けても暮れても勉強なのだ、一生全開で走り続けなければならないのだ、という事でした。
医局を退職して開業した後も、こんな出来の悪い教え子が、医院の採算など度外視で、診療に、研究に、学会発表にと、時間と労を惜しまず頑張って来れたのも、出口先生の姿をいつも見ていたからこそであると思います。
いつも他の矯正専門医の先生から「開業していて、そんなにいろいろ一人で出来るわけがない」と言われますが、自分としては当たり前の事をしているだけです。
自分のしていることなど、出口先生の何百分の1、いや、何万分の1です。
式典では出口先生の業績集を頂戴いたしました。
「論文は、英語論文しか論文とは言わない」という出口先生の口癖どおりに、英語の論文・学会発表は124を数え、本当にこれほどの業績を、診療、教育、研究にと残された先生は稀ではないかと思います。
22年間お世話になった出口先生が松本から去られるというのを考えると、本当にこみ上げてくる物があります。
いつかは来る日だということは分かっていましたが、いざ、この日になってみると本当に、、、辛かったです。
お目出度い席なので一生懸命気持ちを切り替えるように努め、宴会中は他の先生達と楽しく過ごさせて頂き、気を紛らわすことが出来ましたが、最後に金屏風の前で出口先生御夫妻に御挨拶を申し上げた際には、本当に涙がこみ上げて来て言葉が出ませんでした。
この場を借りてお詫び申し上げますとともに、今後の益々の御活躍をお祈り申し上げます。
長い間、本当にありがとうございました。
これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。
僕は一番下座の、出口先生のご家族と一緒のテーブルで嬉しかったです。
当日、塩尻駅前ではワインフェスティバルが、、、飲みたかったけど、我慢しました。
2006年10月22日
10月21日、恒例の良い歯を守る相談会が塩尻市の健康長寿課にて行われました。
約60名のスタッフで、2時間で359名の受診者の口腔内のチェック、ブラッシング指導、フッ素イオン導入などの予防処置を行いました。
良い歯の長をつとめさせて頂くようになってから以前から気になっていた部分を改めるべく、改善を進めております。
その最たる物が、感染予防です。
受診者の方々の口の中をチェックする際、染色する際、歯磨き指導をする際、予防処置をする際、スタッフはグローブをつけていますが、グローブを患者さん毎に新しい物に換えるようにと指示をしました。
他の人を診たグローブをそのままハイアミンなどの液で洗って次の人を診る、という歯科衛生士が多いのですが、グローブにピンホールが開いていれば感染拡大の恐れがあり、危険だからです。
ただ、巡回していると、あれほど言ったのに守っていないスタッフが数名いたのが残念でした。
次回は来年春の相談会、その時には徹底します。
さらに、今回終わってみて、要改善であると思った点が7点ありました。
次回にはこれらを改善し、より快適に、よりスムーズに相談会が進むようにしたいと思います。

相談会のある日は午前中、午後共に1時間ほどしか仕事が出来ません。
日頃大変苦労をかけているスタッフを労うために、午後は思い切って休診とし、松本でお食事をしました。
まずはアイリッシュ・バーでカンパ〜イ。
その後は仙岳でしゃぶしゃぶです。
美味しかったですね。
毎日大変な仕事に文句を一言も言わず、一生懸命頑張ってくれているので、これくらいは当然であると思います。
明日からまた宜しくお願いします。
お気に入りのアイリッシュバーです。
割烹 仙岳のしゃぶしゃぶです。美味しかった〜。
2006年10月22日
歯科医衛生士のKさんが目出度く御結婚される事が決まり、退職される事になりましたので、Kさんの送別会と、新しくアソシエイトで就任されるK先生の歓迎会を仏蘭西料理の老舗 鯛萬で行いました。
Kさんは4年半、ひろ矯正歯科に勤務されました。
矯正の経験がないため、勤務開始当初はわからない事が多く大変だったと思いますが、文句を一言も言わず一生懸命努力されて、1年後には殆ど何でも安心して頼めるレベルに達しました。
「最近の子はすぐに辞めて行く」、「ちょっと注意すると、明くる朝に保険証と鍵を置いて勝手に辞めて行く」と、他の先生も、労務事務所の先生も口を揃えて言います。
ひろ矯正歯科にも同様の人がいて困る事がありますが、Kさんは目出度い寿退社、おめでとうございます。
長期間頑張ってくれて、きちんとした辞め方をしてゆかれる方に対しては、感謝の気持ちを込めて宴を設ける事は最低限の礼儀であると私は考えますので、長野県の誇り、仏蘭西料理の代名詞であるレストラン鯛萬で送別会を行いました。(そのへんの居酒屋で三本締めで行うのはナンセンスでしょう!)
Kさんは、患者さんのブラッシング指導、診療に必要な全ての処置(全て法律で許された範囲での業務です)、在庫管理、リーフレット等の製作、歯科衛生士学校の学生さんの指導、受付業務等々やってくださり、本当にお疲れ様でした。
Kさんは特にリガチャー、エッチング、口腔内写真が上手かったですね。
しっかりと確実なリガチャーに、過不足無くちょうど良いエッチング、上手い写真、本当に助かりました。(現在ひろ矯正歯科では、患者さんの歯を守るためにエッチング不要のボンディング材を使用しています)
Kさんのような優秀な歯科衛生士が結婚を機に職から離れてしまうのは非常に残念なことです。将来、手が離れたらまた歯科衛生士として復帰される事を希望します。
末永くお幸せに。
K先生とKさん よろしく、そして、ありがとう
10月から勤務開始のK先生は大学卒業後、大学院に進まれ博士を取得されました。
ひろ矯正歯科を開業して以来、私はずっと一人で診療し、学会発表をし、論文投稿などをしてきました。
病気や怪我などで患者さんに迷惑がかからないように、常に健康管理に気を遣い、12年間ずっと気を張りつめて頑張って来ましたが、私とて所詮は人間、いつか具合が悪くなったり、事故に遭う可能性もゼロではありませんので、万が一の際に患者さんに迷惑がかからないようにと、アソシエイトの先生を捜していました。
今まで何人か応募がありましたが、なかなか条件に合う先生が見つからなかったため、一人でやってきました。
K先生は育った環境が違いますので、慣れるのに暫く時間がかかると思いますが、よろしくお願いいたします。
プライバシー保護のためにピクセルを落としてあります。
2006年10月22日
9月27日、朝、いつものように窓を開けて高原の爽やかな空気を吸いながらデスクワークをしていると、奥羽大学歯学部成長発育歯学講座歯科矯正学分野の田口先生がおみえになりました。
ご家族を軽井沢に置いてこられて、一人でいらっしゃったとの事。
Davidの頁でも書きましたが、日本人の先生の見学は受け入れていないのですが、田口先生はSTbの講習会以来何度かメールでやり取りをしていましたので、例外的に来て頂きました。
臨床見学を受け入れるのに数万円〜数十万円チャージする先生もいますが、僕は今のところ無償で受け入れています。
他の先生が使っていないテクニックや材料が沢山あり、独特のラボワークも全て見せるのだから、タダで教える事はないと、いつもいろんな先生から言われますが、、、今のところは、まあいいか、と思っています。
軽プリでくつろぐ田口先生 軽井沢はどうでしたか?
先生は朝9時から最終6時半まで見学されましたが、9月20日で歯科衛生士のKjさんが結婚退職し、さらに現在は受付も募集中とあって、診療時間中に先生にいろいろと詳しく御説明する時間も取れませんでしたが、夕方少しお話し出来たのが何よりでした。
話の内容は先生のプライバシーに関する事ですので、ここでは記しません。
矯正歯科は傍目には良いように見えますが、本当はメチャクチャ大変ですよ。
頑張ってくださいね。
2006年08月28日
Spainの Valencia から Dr.David Manzaneraが 来院しました。
NYの WSLOで僕が講演を終え、会場を出ると、「コニチワ、ハジメマシテ」と話しかけて来てくれた、あの親日家の Spanishです。
Ph.D.コースを終えたら絶対に日本に行く、その時、是非うちの診療室を尋ねたいと、強烈な Offerを頂いていました。
いいけど、うちはすごい田舎なんだよ、舌側矯正専門じゃないよ、アソシエイトがいないから診療中はあまり相手出来ないよ、と言っても、とにかく Hiroのオフィスを見てみたいというので、OKしました。
ひろ矯正歯科はどうでしたか? また おいで!
8月24日、診療していると、11時前に Davidは現れました。
荷物は?と聞くと、昨晩ホテルにチェックインしたとのこと。
聞けば、最終しなので松本に着き、ホテルを探していたが、みんな満室で入れない。
そうしたら、ビジネスマン風の人が困っている彼をみて、携帯であちこち10軒以上電話して探してくれたとの事。
それもそのはず、現在、松本ではサイトウキネンをやっています。
僕も事前に何軒か当たってみたのですが、満室で取れなかったのです。
彼が来てから希望を聞いてホテルを探せばいいやと思っていたのですが、、親切な信州人に当たったようです。
で、どこに泊まっているの、と聞くと、村井の信州健康ランド、とのこと。
へえー、面白いところに泊まっているなあ、と思ったが、20種類の Public bathがあり、お風呂と宿泊と込みで6000円、お風呂がとても気に入ったというので、結構正解かな。
はるばる遠いところを来たのだから、2日間という時間を無駄にしないように、こちらもいろいろ神経を遣います。
ラボも WSLOで紹介した Laboratory procedureを詳細に教えます。
この Eva Dyneを用いた最新のテクニックは、コアを除去するのが非常に容易で、光重合に対応しており、rebondingも出来る、しかし技工操作はいたって簡単というスーパーテクニックです。
オリジナルのヒロシステムを紹介したのは約10年前。 以後いろんな先生が徐々にモディファイを加え、いつの間にか技工操作は非常に複雑になっていたり、コアの除去か困難であったり、コアが厚くて大型で、個歯トレーの利点を生かせていないなど、何ともへんてこなテクニックになってしまっています。
これではいかんと、最新のテクニックを WSLO、ESLOで紹介したわけです。
2日間滞在して、Davidが言うには、
1、舌側矯正の患者さんも、外側の患者さんも、口の中がものすごく綺麗で、ブラッシングが行き届いているので、驚いた。
2、僕が素晴らしい環境で、すごくリラックスして診療をしていて、羨ましい。
3、患者さんがとても礼儀正しい。
4、スタッフがすごくよく気がつく。何か落としたら、何も言わなくても他のスタッフが飛んできて、拾って、新しい物を置いて行く。
という点に驚いたそうです。
うちのスタッフは日本一、僕の自慢です。
日曜日は、白樺湖〜ビーナスライン〜軽井沢を案内しました。
子供達 は Davidが大好きのようで、今度いつ来るの? と、別れを惜しんでいました。
白樺湖にて。この時点では天気は良かった、、。
白糸の滝にて。鬼押し出しは、全く何も見えず、残念でした。
三笠ホテルにて。 おなかが出てきたなあ。シェイプアップしなきゃ。
申し訳ありませんが、現在、日本人の先生は原則として見学を受け入れていません。
以前は、顔見知りの先生も、面識の無い先生も、全員受け入れていました。
ところが、院内の配布物を勝手に持って帰ったり、平気で嘘をついたりする先生がいて、非常にイヤな思いをしました。
勝手に患者さんにいろいろと話しかけたり等で、患者さんにも御迷惑をおかけしたため、受け入れるのをやめた次第です。
外国人の先生は、予め履歴書を送ってくれたり、滞在中も非常に紳士的で、気持ちよくお付き合い出来るので、現在のところは受け入れています。
あしからずご了承ください。
2006年06月06日
3月19-22日、毎年恒例の院内旅行でGUAMに行ってきました。
いつも過酷な仕事にも、誰一人文句も言わず、一生懸命、精一杯患者さんのために尽くしてくれているスタッフの皆さんに、少しばかり息抜きをして貰うために、毎年GUAMに出掛けています。
学会でも仕事でもなく、4日間100%息抜きのための旅行です。
おつかれ〜〜!!
以前は、僕がアメリカ矯正学会に行く時に、スタッフも一緒に連れて行っていました。
当時、どうしてもスタッフがついてきてくれず、考えに考えた挙げ句、僕がつたない英語で一生懸命海外の学会で発表して、こんなにも一生懸命頑張っているんだということスタッフのみんなに見て貰えば、少しは僕の事を理解してくれるかと思ったからです。
ところが、、、事実はそんなに甘くはありませんでした。
シカゴのAAOの時に、学会が終わった後、有給を取りたいという申し出があり、聞いてみたら全員1週間休みたいとの事。
要するにAAOが終わった後、みんなはそのままアメリカを観光したいので、休みたいというのです。
「学会で1週間診療所を閉めたあと、みんなはアメリカで遊びたいから、僕一人で帰ってきて、診療も受付も洗い物も電話も会計も、全て僕一人でやれってことね?」と、みんなに言ってみても、誰も返答なし。
その非常識な発想自体、驚きましたが、一番信じられなかったのは、その時、誰一人として反対者がいなかったという事です。
常識で考えて、そうゆう事を考える事自体が驚きです。
San DiegoのAAOの時には、ホテルの部屋に外人を引っ張り込んだり、他の医院の先生とトラブルを起こしたり等々の事件がありました。
高いお金を払って学会に連れて行っても、全くの無駄、僕の事を理解してくれるどころか、旅行気分で行って、僕の講演活動の妨げになるばかりか、院内がメチャクチャになるとわかりましたので、以来、学会に連れて行くのはやめました。
ちなみに、現在のスタッフには、そんな人はいません。
「海外旅行なんて、贅沢な!」と思われるかも知れませんが、私たちの仕事は本当にハードで、精神的にもキツイのです。
院長の僕がそう感じるということは、スタッフのみんなはもっとストレスを感じている筈です。
日頃、文句も言わず、一生懸命やってくれているみんなに、青い空と透明の海で息抜きをすることが必要ですので、皆様御理解ください。
ああ、グアムの香りがします。
みんな、おつかれさま〜。かんぱ〜イ。
「先生、写真撮りますよ!!」 「ン?」
2004年01月14日
皆様、あけまして おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
地球温暖化の証でしょうか、年々、冬が暖かくなってきています。
諏訪湖は全面氷結しない年が増えてきております。
昨年は御神渡りが観測されましたが、今年は全然凍る気配さえありません。
僕個人的には、暑くてだらける夏より、寒くて頭がシャキッとする冬の方が好きですが、、大好きなバイクに乗れないのが玉に瑕。
毎年、成人式あたりにはドカ雪が降ることが多くなってきていますが、今年は、、数センチ降ったのみ。
数センチといえども、患者さんが滑って怪我をしないよう、雪かきは欠かせません。
スタッフ全員、いつもより1時間早く出勤して、駐車場の雪かきです。
駐車場が広いので大変ですが、当然ながら、超勤手当付きです。
雪が降るとみんな早く来て雪かきをするのが当たり前、サービス残業ならぬ、サービス早出という会社が殆どですが、ひろ矯正歯科ではきちんと超勤を支給しています。
雪かきは一体誰のためにするのか、もう一度、よく考えてみてもらいたいものです。
自分の住んでいる家の近くには、雪が降ると自分家の前の雪を全て隣近所に積み上げ、自分の家の前だけは「雪なし」状態になっている家があります。
また、スクールゾーンは子供のいる家庭で責任持って雪かきを、という規則もありますが、おかしいと思いませんか?
雪かきは一体、誰のためにするのでしょうか?
自分の家の前をきれいにするため?
そうじゃないでしょう。
雪かきは自分のためにするのではなく、通行している人が転ばないように、怪我をしないようにと、人のためにやるのが当たり前ではないでしょうか?
松本空港の活性化についても言いたいことが山ほどありますが、、、ボヤキは専門のコーナーに譲るとして、本年も皆様の御健康とご活躍をお祈り申し上げます。
2003年11月08日
11月8日土曜日、仕事が終わって帰る支度をしていると、
「先生、、。みんなで話があるんですけど、ミーティングルームに来て貰えませんか、、、。」
と、受付の横山さんが、呼びに来た。
みんなの方から話があると、呼びに来るなんて、一体、ナ・ニ・ゴ・ト??
瞳孔収縮に加え、驚きのあまり不整脈が出ている。心臓がバクンバクン言っている、、。
ど、ど、どうしたのかなあ、、
誰か辞めたいというのかなあ、、
最近、怒ったかなあ、、、
そう言えば、最近入ったばかりの中野さんには、ちょっと厳しすぎたかなあ、、
でも、言わなきゃしょうがないことだしなあ、、。
それとも、、、??
生唾を飲み込んで、深呼吸をしてミーティングルームに入ると、、、
パ・パ・パ・パ・パ〜〜ン!! パカ、パカ、パッカ〜ン!!
と、クラッカーの嵐。
うわっつ!! ビックリしたっつ!!
な、なっ、ななな、なんだあ?? なんでクラッカーだ??
僕の誕生日はとっくに過ぎたぞお?? 何の騒ぎだ??
と思っていたら、、、
「創立記念、おめでとうございま〜す!!」
と拍手の嵐。
あっ、そうか!!
11月10日は創立記念日だ!
忙しくてコロッと忘れていた!!
でも、開業して何年にもなるけど、みんなの方からこんなふうに祝って貰ったのは初めてだ、、みんな覚えていてくれたんだ、嬉しいな、、。
と思っていると、受付の中野さんが花束を持っている。
うわっつ!! 花束だ!! これはやばいパターンだ!!
みんな、僕が涙もろいのを知っているだろうに!!
これは耐えられないモード突入だぞ!!
胸にジ〜ンと来るのを何とかこらえようと、他の事を一生懸命考える、、。
なんとかこらえて、平静を装い、
「ありがとう、、。」
と、花を受け取る。
すると、こんどは横山さんが何やら包みを差し出している。
「これ、みんなからです。受け取って下さい。」
「え?? ありがとう、、。」
と、受け取り、早くズラカろうとすると、
「よかったら、ここで開けてもらえませんか?」
と、笑っている。
開けてみると、、、ワインが2本入ってるが、涙目でよく見えない。
何度かまばたきをして、よ〜く見てみると、、
「祝 10周年」と書かれ、なんと、先日みんなで玄関で撮った写真がラベルになっている!
この間 写真を撮ったのはこれのためだったのか!
もう1本のほうは「Congratulations 10th Anniversary」と書いてある!
おまけに、ひろ矯正歯科の商標マークまで入っている!
アカン、これはいくらなんでも耐えられないぞ、、
「ありがとう、有り難う、、。」
みんなの顔をみると、こっちを見て笑っている、、。
一生懸命、他のことを考え、早く退散することに。
「ありがとう、じゃ、おっさき〜〜っ。」
と、ミーティングルームをあとにする。
車に荷物を詰め込んで、家路を急ぐ。
いつもどおり10分弱のドライブで家に到着。
トランクから荷物と、花と、ワインを出して玄関に運ぶ。
この時点ですでに涙腺がかなり開いている。
居間に入ると女房と子供がいつもどおり、迎えてくれる。
「おかえり〜〜っ!!」と、みんなテレビを見ている。
僕は無言 「、、、、。」
女房が、「どうしたの? その花!?」
やはり僕は無言 「、、、、。」
女房「どうしたの? 目が真っ赤だよ!?、、え? パパ、泣いてんの??」
と、騒ぐ、騒ぐ。
その一言でテレビに見入っていた子供達まで起きあがって僕に注目。
フリーズしている。
僕は無言のまま、涙腺+鼻水全開。
子供達は何があったんだと、口をあんぐりあけている。
「みんながさ〜〜」
と、心の中で叫ぶが、声が出ない。
とても会話など出来る状態ではない。
食事のあと、女房と
いつも一生懸命、患者さんの事を考え、少しでも良い治療を、少しでも快適に治療を受けていただけるように、精一杯駆け足で送る毎日。
勿論、僕自身はスタッフのみんなにも精一杯気を遣っているんですけど、なかなか わかって貰うことは出来ないんですよね。
開業して今年は10年目ではなくて9年目なんですけど、そんなことはどうでもいいんです。
「かぞえ」で10周年ということにしましょう。
みんなが創立記念日を覚えてくれていただけでも嬉しいのに、みんなの方からこんなに祝福してもらうとは、、開業してから今までにこんなに嬉しかったことはないです。
本当にありがとう!
このワインは、とてもじゃないけど勿体なくて、飲めないです。
お花も飾らせて頂きました。
開業当初、経済的に親の援助を一切受けれず、狭いテナントに毎日おにぎりを持参して、女房と2人で細々と開業した当時の記憶が蘇ります。
開業1周年記念日に仕事の帰りにセブンイレブンで240円で2個入りのケーキを買って帰ったら、家で女房がお祝いを用意してくれていて、その時も泣けました。
幸い、開業以来、普通では考えられないほど沢山の患者さんが来てくれていますが、今まではスタッフがついて来てくれなかった。
ちょっと注意をすると翌朝には辞表が置いてあったり、スタッフ間でイジメあって辞めていったり、、今までスタッフのことでは本当に大変な思いをしてきました。
今現在、ひろ矯正歯科がこれほど認められているのも、僕が安心して海外に長期出張に行って来れるのも、みんなみんな、現在頑張ってくれているスタッフの皆さんのおかげです。
いつも言っているように、僕はただの船頭さんで、実際に船を動かしてくれているのはみんなです。
ひろ矯正歯科で一番偉いのは患者さん、その次がスタッフのみんな、最後は僕です。
厳しいことをビシビシ言ってもイヤな顔一つせず、僕と一緒に 一生懸命 一緒に走ってくれるみんな、本当に有り難う!。
これからも宜しく!