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装置の見えない矯正

歯の裏側に装置を付ける「舌側矯正」について

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みなさんが歯科医院に行って、歯の裏側から矯正治療をしたいと相談した時に、先生から、「裏側からの矯正は、治療期間が長い」、「ちゃんと治らないからやめた方が良い」などと、舌側矯正自体に問題があるような説明を受けませんでしたか?

じつは、これらは、治療をする側に問題があるからで、舌側矯正自体に問題があるわけではありません。
「舌側矯正」は、外側からの矯正治療とは異なった知識と技術を必要とし、矯正診断・治療方針の立案も、外側の矯正治療とは異なってきますので、外側矯正の“常識”で治療をすると、歯のコントロールを失い、収拾がつかなくなります。「歯の裏側からの矯正治療は治療期間が長く、きちんと治らない」等の説明をする先生が多いのは、そのためです。
実際には、舌側矯正特有の診断をマスターし、毎回の調整で適切な処置が行われれば、外側からの矯正と同じ治療結果を外側からの矯正治療と同じ治療期間で得ることが可能であるということが世界中の学会で証明されています。

そればかりか、舌側矯正には外側からの矯正には無い利点がたくさんあります。 例えば、舌側矯正は歯磨きが難しく虫歯になると思っている方が多いですが、裏側には唾液腺が開口しておりますので、舌側矯正は外側からの矯正に比べて虫歯になりにくいのです [***]
ひろ矯正歯科でも、舌側矯正で治療中に新しい虫歯を作ってしまう人は、外側の治療に比べると少ないというのが事実です。

[***]
Dirk Wiechmann:Incognito-state of the art 2007, 2nd WSLO meeting, July 14, 2007, Seoul
外側よりも短時間で、外側と同じ治療結果が得られます。

現在、一般に流通している舌側矯正のブラケット(金具)は、今から10年ほど前に設計された物で、大きく厚いために、発音が困難となります。
また、舌が痛くなる事が多く(特に舌の横側)、当医院でもその装置を使っていた頃は、装置を付けたあと1週間以内に殆どの患者さんから「痛くて我慢出来ないので、外したい」、「しゃべれないので、仕事が出来ない。外して欲しい。」等の苦情が多かったのですが、ひろ矯正歯科で現在使用している装置は、通常市販されている装置の半分程の超小型の装置を使用しています。
発音障害や舌の痛みについても、ほとんど問題のないところまで改善されておりますので、殆どの方が装置を付けたその日から通常どおり仕事をしていらっしゃいます。
稀に慣れるのに1週間かかりましたという方がお見えになりますが、昔のように痛みや発音障害のために治療を中断せざるを得ないということはなくなりました。
現在、テレビのニュースキャスター、学校の先生、バスガイドさんや接客業の方など、さまざまな人が歯の裏側からの矯正治療を受けながら社会で活躍されています。

矯正装置の比較
当医院では、通常装置の半分以下の大きさの矯正装置を使用しています。

通常の装置と当医院の装置

舌側矯正の違い

通常の舌側矯正は...

通常、「舌側矯正」といっても、奥歯の部分には外側に矯正装置が付いたり(Cross over technique)、治療の終わり頃には外側に装置を付けられてしまうことが多いです。さらに奥歯には金属のバンドが装着され、内側には加強のための太い針金(Trans palatal bar)が横に走ります。

通常の装置

バンドは審美的に良くないだけでなく、装着する際には痛みを伴い、齲蝕の原因となり、歯肉炎を起こします。また、装置が外れた後バンドスペースが残るため、食片圧入が起こったり、バンドスペースに歯が移動して噛み合わせを狂わせます。

ひろ矯正歯科の舌側矯正は...

当院では全ての装置が歯の裏側に装着され、歯の外側には前歯から奥歯まで、1つも装置が付きません。
また治療の終わりの段階になって「短期間だけ外側に装置を付けて仕上げましょう」ということも、ひろ矯正歯科ではありません。

通常の装置

装置は特注の超小型装置で、通常の装置の半分ほどの大きさしかありませんので、発音や舌への刺激も大幅に改善されています。
また、奥歯にも金属のバンドを使用しませんから、笑ったときに奥歯がギラギラ光るということもありません。
歯を抜いた部分にも、抜いたその直後にカバーを被せてしまいますから、終始、誰にも気付かれずに治療が進みます。

舌側矯正を始めたばかりの先生は、みなさんに舌側矯正を勧めるかも知れません。また、治療が難しそうな場合には、あなたの噛み合わせは舌側矯正では治せない、というかも知れません。
ひろ矯正歯科では、治療を受けるか受けないかは患者さんが決めること、装置の種類(外側か裏側か)を選ぶのも患者さんが決めることであると考えますので、口の中を診てからみなさんに舌側矯正を勧めたり、舌側矯正が無理だ、などという事はありません。

ひろ矯正歯科 〒399-0702 長野県塩尻市広丘野村1658-23 TEL:0263-54-6622 FAX:0263-54-6740