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矯正について

こんな経験はありませんか?

みなさんが裏側からの矯正を 受けたくて、矯正歯科に行ったら、先生から「裏側矯正は治療期間が長く、ちゃんと治らないからやめた方がいい」とか、「喋れなくなるからやめた方がいい」などと言われて、外側からの矯正装置で治療を勧められませんでしたか?

あるいはまた、かかりつけの一般歯科の先生から、「お子さんは顎が小さく、歯が入りきらないから、アゴを広げないといけない」とか、「早く治療しないと治らなくなる」、「早く始めれば早く終わる」などと言われませんでしたか?

これらはいずれも間違った情報です。

まず、舌側矯正に関しては、通常の外側からの矯正治療が受けられる方なら、全ての方が舌側矯正で治療することが出来ます。
そればかりか、舌側矯正には、外側の矯正には無いメリットがたくさんあります。
例えば、外側の治療だと抜歯が必要でも、舌側矯正で行えば抜かずに治せることがある、外側の治療よりも裏側の方が虫歯になりにくい、等々は、代表的なものです。
さらに、治療期間に関しては、ひろ矯正歯科では、舌側矯正で外側の矯正治療と同じ結果を得ているだけでなく、外側の矯正よりも舌側矯正のほうが若干短期間で治っているというデーターが出ております。

一般歯科の先生が勧めるアゴの拡大に関しては、私たち矯正専門医は、上アゴが狭搾している場合以外は行わないのが普通です。

アメリカの矯正歯科学会誌では、取り外し式の拡大床による拡大の結果、奥歯の外側の骨の厚みが著しく薄くなり、場合によっては歯根が骨から飛び出してしまう事があると警告しています*。
アゴを拡げても、何も解決にはならず、患者さんに苦痛を与えるだけで、費用と時間の無駄です。
一般歯科でアゴを広げるのはやめてください。
(
* Jared K Corbridge, et al. AJODO Vol.140(3), 317-325,2011)

治療開始時期に関しては、早く始めれば、早く終わるというのは間違った情報で、早すぎる時期に治療を開始すれば、早く終わるどころか、逆に治療期間は長くなります。
なぜなら、矯正治療は、第二大臼歯まできちんと治療をしなければなりませんので、早すぎる時期に治療を始めると、12才臼歯、すなわち第二大臼歯が治療されないのが普通で、それよりも手前の6才臼歯までしか治療が出来ないからです。

時々、街で小学校低学年くらいの子が前歯だけ矯正のブラケットをつけているのを見かけますが、それを付けた歯科医の顔を見てみたいものです。

「早くしないと取り返しのつかないことになる」と言われると、親としては不安のあまり、「お願いします」と即答していまいがちですが、もしも そう言われた場合は、即答は避け、矯正歯科専門の医院でセカンドオピニオンを受けてください。
治療が1ヶ月や2ヶ月先になったところで、取り返しのつかない事態にはなりません。


インターネットが普及し、便利な世の中になった反面、世の中には さまざまな間違った情報が氾濫しております。
このサイトは、矯正歯科の正しい情報を提供することを目的とし、サイトの書き換えは、基本的に全てわたくし 廣 俊明が行なっています。

これから矯正治療を受けようと思っている方、現在治療中だが治療内容に疑問を感じている、そうゆう方の一助となれば幸いです。

特に、他医で治療中だが経過が思わしくない、とか、他医で治療中だが転医したい、という方は、御遠慮なく御相談ください。


取り外し式の見えない矯正治療に関しては、こちらを御覧下さい。

また、ひろ矯正歯科では、これらは しません。