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院長日誌

  • 2019/09/02

    ネットへの誹謗中傷

    皆さん、食事に行く時や、ホテルを探す時など、Google mapで目的地近辺をサーチして行かれる方が多いのではないでしょうか。Googleから得られる施設情報は、グルメサイトや宿泊予約サイトに比べて写真点数も多いので、自分も参考にすることがあります。

     

    ひろ矯正歯科をGoogleで調べると、他の施設同様、口コミの評価があります。

    悪口の中には、同業他社が書き込んでいるものもありますので、今までは何を書かれようが無視してきましたが、実在する患者さんによる酷い誹謗中傷が、長々と、まことしやかに書かれていた事例がありましたので、弁護士に相談しました。

     

    先生は、酷すぎるので損害賠償請求・慰謝料請求をしましょう(約 200万円)とのことで、まずは先生の指示どおり、本人確認のために、家に電話しました。

    すると、お父さんはすぐに本人に連絡してくださり、即刻、投稿は削除され、その直後、ご両親は医院まで来てくださり、ただ平謝り。

    休み明けには、お父さんが本人を連れて謝罪のために来てくださったので、私はレントゲンを見せて、書き込んである事は御本人の思い違いである事を説明して誤解は解けましたが、 Googleへの掲載期間 3ヶ月、閲覧数 800人。ネット風評というものはシェア、フォロー、リツイート等々でネズミ講式に拡散してゆくものですので、その影響は計り知れないものです。

    私には守らないといけない患者さんが数千名、守らないといけないスタッフや家族もいますので、その書き込みを削除しました、謝罪しました、では済まず、その書き込みに対する説明を公開することが必要であると弁護士の先生から御指導いただき、その掲載内容と、事実関係を公開するに至りました。(内容は文末に記しますので、興味ある方はお読みください。)

     

    私は歯科医師免許を下附されてから今まで、お金のことは一切考えず、患者さんの治療の事だけを考えて、一生懸命、歯科矯正学に真剣に取り組んできました。

    ひろ矯正歯科がネット上でいろんな誹謗中傷を書かれていることは知っています。

    書いている人間は、私の事を可能な限り侮辱して書いているつもりでしょうが、こうゆうところに匿名で誹謗中傷を書く者こそが人間性に問題があるわけなので、私は相手にせずに来ました。

    言いたいことがあれば、直接言えば良いことで、直接言えないなら、メールで送る事も出来る筈です。

     

    毎年、ネット虐めで不登校になったり、自殺したりする子供達がたくさんいます。

    ネットに悪口を書いて喜んでいるあなた、あなたがもし、自分の住所氏名顔写真などを公開され、「コイツは精神異常者だ」、「コイツは変態性欲者だ」、「コイツはエイズだ」等々書かれて、それが拡散したらどうしますか?

    事実と異なることをネットで拡散する、これは立派な犯罪であり、しかも匿名でやるのは卑劣極まりない行為です。

     

    歯科に限らず、同業他社の悪口を書いて足を引っ張ろうとする 心病んだ大馬鹿者がいます。

    事業所名や住所、電話番号、代表者氏名などが公開されているところに、事実と異なる誹謗中傷を書き込むという事は、名誉毀損、業務妨害といった刑法犯に属しますので、私は調査依頼し、書き込んだ者が特定出来次第、弁護士に連絡します。

    刑法犯ですから、ある日突然、警察があなたの家にやって来るかも知れません。

    成人していれば、顔写真、氏名が新聞などに公開されるかも知れません。

    あるいは、ある日突然、訴状が届くかも知れません。

    それでも事実と異なる悪口を書きたければ、覚悟の上で書いてください。

    私個人が標的にされるならまだしも、何も関係ない他の患者さんに迷惑をかけるような卑劣な人間とは、私は徹底的に闘います。

     

    Googleも、世界屈指の頭脳集団であるならば、こんなネット犯罪の片棒担ぎをしていないで、口コミが必要だと考えるなら、FBのように実名のみ受け付けるようにすれば良いのです。そうすれば、みんな自分の書き込みに責任を持つでしょう。

    さらに、すでにある書き込みは、ユーザーアカウントがわかっているのですから、実名公開に変更すれば良いのです。そうすれば、嘘の情報を流した者は青くなって、すぐに書き込みを削除する筈です。

     

    以下にKAさんの書き込みと、それに対する説明文を記しますが、これはKAさんを個人的に攻撃するものではありません。御本人は、すでに自分のされたことを重々理解し、反省しておられますので、慰謝料請求等は一切しませんが、冒頭に記したとおり、閲覧された800人の人と、未知数の拡散に対しての説明が必要ですので、アップします。

     

     

    解説:

    1. この患者さん(以下KAさんと記します)を非抜歯で行ったのは、治療開始時の年齢や凸凹の状態、臼歯関係などから、Headgearが奏効すれば非抜歯で十分に治療が出来ると診断したために、非抜歯で治療しました。
    2. KAさんは、治療によって口元が異常に突出したと記していますが、治療終了時のレントゲン分析から、治療終了時の上下の前歯は前突していないことが証明出来ています(下図参照)。
    3. 「カッパのような口元」、「上顎が異常に突出した」のは、治療終了後に下顎の成長が起こり、下顎の前歯が上顎前歯を唇側に傾斜させたためであり、KAさんの言うように「治療によって上下の歯全体が突出した」のではありません(下図参照)。
    4. これらは治療前後の側貌頭部X線規格写真分析から証明されています。
    5. 矯正歯科治療の目的は、患者のデータを全てポリゴン表の標準偏差内に持ってくる事では無く、その患者さんの骨格にあった治療をすることです。抜歯・非抜歯の判断は、レントゲン分析や模型分析だけではなく、その患者さんの骨の位置・大きさ・幅、上下顎が咬合したときの前後的関係、上顎および下顎の垂直的位置、臼歯関係、犬歯関係、歯の近遠心的・頬舌的傾斜、前歯の位置や傾斜、Overjet、Overbite、歯根の長さや弯曲状態、骨の厚さ、鼻の高さ、唇の厚さ、頤の出具合などに加えて、Growth spurtはいつであるか、遺伝的要素はどうであるか、なども考慮して最終的に判断しなければなりません。矯正歯科で用いる標準偏差図表は、患者さんのデータが平均値・標準偏差と比べてどのようになっているかを知り、上記のさまざまな要素を考慮して抜歯・非抜歯を決めるのであり、標準偏差内に持ってくる事、平均値に持ってくる事が矯正治療の目標ではありません。臨検の血液検査などは異常値があれば病気であり、正常範囲内に持ってくる事が望ましいですが、矯正歯科は血液検査とは違うのです。
    6. KAさんは、私が失敗したと記していますが、1~4のとおり、矯正治療を失敗したのではありません。現在の口腔内の状態は、歯肉、歯槽骨ともに非常に健康な状態を保っています。
    7. 現在の下顎の大きい状態で小臼歯を抜歯して治療すると、上顎前歯の傾斜角は標準偏差に持ってくる事が出来ますが、下顎骨体の大きさ、頤の位置は変わらないために、抜歯治療後は@@@@が@@して目立った状態となり、@@@@@@@@のような顔つきになることが予想されます。
    8. さらに、現在の状態で@@@@を行えば、現在の健康な歯肉・歯槽骨は@@@、下顎前歯部の歯肉は@@し、下顎の前歯は@@@@@@@@@@@と呼ばれる@@@@@になることが予想されます。(現在治療中の医療機関への影響を避けるため、内容は一部伏せて@で表示してあります。)
    9. 実際にかかった費用は766,159円であり、100万もかかっていません。
    10. 2016年にお父様と来院された際に、抜歯して再治療をするとどうなるか、側貌予測などを見せた上で、それでも抜歯して再治療を希望されるならば、そのようにすることは可能であること、再治療の料金は頂かないということを説明しました。その際、私の説明を理解したお父様は、抜歯して再治療はしない方が良い、このままで良いと仰っていましたが、その時、KAさんは父親に大声で喰ってかかったことが記録されています。その時はもう一度再考するという事で帰宅されています。その際には私はキレる理由はなく、「お大事にどうぞ」と言って見送っています。
    11. その1ヶ月後、リテーナーは他医で除去してきたが、出来ればもう一度付けて欲しいと希望されましたので、技工料などは一切頂かずに対応しました。
    12. その後もKAさんは他医を受診し続け、上記から半年後、某大学の矯正歯科で診断した結果、上顎前突と診断され、4本抜歯で治療する事となったので、再装着したリテーナーを再々度除去して欲しいと来院されたので、希望どおり対応しました。
    13. その際、治療開始時からのレントゲン、口腔内写真、診断用模型等の全ての資料を複製してお渡しし、複製料などは一切頂いていません。
    14. 転院の紹介状の封をしなかったのは、私の知らないところで受付が勝手にそのようにしていたことで、他の患者さんにも封をせずに手渡ししていたようです。これは受付の非常識で、今回の書き込みがある前に厳重注意してあり、現在改善済みです。
    15. 事実は上記の説明のとおりであり、キレた態度は取っていません。キレる理由がありませんし、キレたところで損をするのは私自身であり、永年築いてきた信用を損なうことになります。お父様の前でキレれば、お父様は黙っていないと思います。
    16. 私からの返答は以上で、これらには嘘や偽りは何一つありません。

     

     

     

    左が治療前、右が治療後、レントゲントレースの下の方眼紙に書いてあるのは、プロフィログラムというもので、青が同年代の平均的な横顔、黒が治療前の状態、赤が治療後の状態です。治療前後のプロフィログラムでは、いずれも下顎が若干大きいですが、治療後のプロフィログラムでは、上顎の歯は突出してはおらず、平均的な横顔の範囲におさまっており、治療は問題ないことがわかります。

     

    繰り返し書きますが、これはKAさんを攻撃するためにアップしているのではありません。

    御本人と、親御さんは今回のことを重々理解・反省しておられますが、未知の拡散への対応策とネット犯罪撲滅のためにアップしております。

     

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