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7~18才

7~18才の治療について

この時期は上下の前歯が永久歯に生え替わり、側方歯が交換する時期になります。

 

治療開始のタイミングは、骨格的な問題を伴っているかどうか、側方歯の交換状況や、凸凹の程度、上下の第一大臼歯のズレ度合いや、第二大臼歯の状態などによって異なりますので、なるべく早めにお口の中を診せて頂きたい時期です。

 

女の子の成長のピークは概ね11才頃、男の子は14才頃で、この時期の成長を利用することで、歯を抜かなくても凸凹や出っ歯を治せる可能性が高くなります。

出っ歯や受け口など、骨格の異常を伴っている患者さんの治療は、この時期を逃すと、最悪の場合には外科手術が必要になる事がありますが、逆にタイミング良く適切な治療を行えば、外科矯正をしなくても治せる可能性が高くなります。

 

一般的に18才を過ぎると成長は殆ど終わっていますが、骨格性の受け口の人は晩期成長と言って、18才を過ぎても下のアゴが少しづつ大きくなる事がありますので、遺伝性の受け口の方は、早めに診せて下さい。

 

アゴを拡げる治療は、「7才以下の治療」に記してあるように、殆どの方には不要です。

本当にアゴを拡げる治療が必要なのは、上の奥歯が下の奥歯より内側に位置していて、上の歯列が馬の鞍の様な形をしていて、幅が異常に狭い場合です。
一般歯科、小児歯科で、アゴを拡げる治療を受けるのは やめてください。

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