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相談室

矯正治療に関して お困りの方にお答えします。

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。

忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。

時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。

 

相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。

 

また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。

私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。

 

お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報が含まれているものには回答致しません。

 

ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いた方が適切に対応が出来ると思いますので、相談内容が他の方の参考になるようなもの以外は、ここに書き込まれても原則としてお返事はいたしませんので、御了承ください。

 

  • マウスピース矯正と病院の対応について

    2022/05/07 22:25 投稿者:ゆめ [xxx.203.198.71]

    はじめまして。不躾にメールさせていただく事お許し下さい。
    先生の見解をお伺いしたくメールさせていただきました。
    私は一般歯科医の勧めで、前歯に特化したマウスピース矯正をしました。
    当初、前歯の軽微な叢生なので、10週で治療は済むとの話であった為、治療をする事にしたのですが、
    10週経っても削られた右上奥歯(5番と6番)が塞がらず、その箇所を閉じる為に更に数箇所歯間を削り、
    8週延長されました。
    途中から噛み合わせの違和感や首や肩の痛みが出、右上側面が内側に入り込み、右上下の犬歯がガチガチ音を立てて当たるようになり、口を閉じて噛むと、下顎が左斜め後ろに後退しているようです。
    下前歯にもまだ削られたままの隙間があり、更に3回目の延長の話が出た為、
    当初10週で治療完了するとの話であった為、治療を決断したのに、話が違うではないかと医師に伝えました。
    IPRは歯科衛生士がされ、前歯の重なった箇所の形のまま削っているので、表面が削られており、そこは後で埋めればいいではないか、との返答でした
    事前に治療が延長になる可能性や、補綴の可能性がある事、噛み合わない場合はワイヤーに変更する可能性等、
    全く説明がなかった為、納得出来ません。矯正治療の契約書も同意書もいただいておりません。
    結局、延長後に初めてセファロレントゲンを撮った結果(治療前にはセファロ撮影無し)、機能的に問題無いとの回答でしたが、患者としてはセファロの数値がどうなのか分かりません。
    私は治療前、若干前歯が出ており、両方の1と2が重なっている状態でした。それが治療後のセファロ分析では
    U1 to SNが Mean104 SD5.7 Case83.2でした。専門的な事は分からないのですが、
    グラフ見たいなのが真ん中ではなく、左の方に寄っており、前歯が内側傾斜になり過ぎているのではないかと思いますが、いかがでしょうか? 実際、下顎が後退して後ろ頭や首、左肩が痛い状態です。
    セファロ分析だけで機能的に問題ないと判断できるものなのでしょうか? 
    また、そもそも歯科衛生士がIPRをしてもいいのでしょうか? 矯正のIPRは治療の補助業務になるのでしょうか?
    IPRの際、痛くて出血もしましたが、我慢してました。今となっては伝えておくべきだったと思います。
    結局、一般歯科医での治療中にセカンドオピニオンを受診した事が信頼関係を損ねたとの理由で、受診拒否され、
    オピニオン先にも連絡を入れられた為、オピニオン先も検査結果を教えて下さいませんでした。
    歯間は削られたまま、アタッチメントも付いたまま、リテナーの装着チェックもしないままリテナーを渡されて
    、全く納得できません。セカンドオピニオンを受診する事はいけない事なのでしょうか?
    私はこのまま泣き寝入りをしないといけないのでしょうか?

    ゆめさん

     

    はじめまして。

    結論から先に申し上げますと、これはもう弁護士さんの御世話になる以外に方法は無いと思います。

    最初に資料保全をして、カルテ改ざんなどをされないようにする必要があると思います。

     

    上顎前歯は著しく内側に傾斜しています。

    治療前はどのような状態だったのでしょうか?
    治療によって舌側傾斜したのであれば、上唇の裏あたり、上顎前歯の歯根が歯肉から飛び出していませんか?

     

    IPRは、歯科医師がやらないといけない治療行為であると思います。

    そもそもIPRが必要なのかということも疑問です。

     

    処置を行う前に、処置の内容やリスク等について説明をしていないことは、医師側の説明義務違反にあたる可能性が高いと思います。

     

    セカンドオピニオンを受けたことで診療拒否をしたり、先方の歯科医院に連絡するなど、悪質な部類に入ると思います。

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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