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相談室

矯正治療に関して お困りの方にお答えします。

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。

忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。

時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。

 

相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。

 

また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。

私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。

 

お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報が含まれているものには回答致しません。

 

ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いた方が適切に対応が出来ると思いますので、相談内容が他の方の参考になるようなもの以外は、ここに書き込まれても原則としてお返事はいたしませんので、御了承ください。

 

  • 抜歯空隙が開いたまま治療終了

    2022/09/03 14:42 投稿者:あなご [xxx.85.207.141]

    はじめまして。
    自身の歯の状態が気になったため質問しました。

    インビザラインで小臼歯4本抜歯を行いましたが、下の歯2本の抜歯空隙が埋まらないまま2年6ヶ月で治療が終了となりました。
    まだ続けてほしいと伝えましたが治療の限界と言われ仕方なく受け入れました。
    ワイヤーの併用についても確認しましたが適応外と言われ使ってもらえなかったです。
    一般歯科で撮影したレントゲン画像を見ると下の犬歯の根っこはあまり動いていなそうでした。(上の歯は動いています)

    当初はハーフリンガル予定で受診しましたが、インビザライン推しの施設で7割の患者がインビザラインで治療していると説明を受けたためインビザラインを選択しました。
    インビザラインを選択したからといって抜歯空隙が残ったままで治療終了というのは一般的なのでしょうか。

    終了時に治療の限界とも言われましたが契約時に示された予定期間を少し前倒して終わっています。
    現在は保定期間に入っており、保定期間中の後戻りはワイヤーで無料で治してくれるそうですが、抜歯空隙に食べ物が挟まって困っていることを伝えてもどうしようもないとワイヤーで閉じることの提案はされないです。
    その施設のホームページにはインビザラインの抜歯ケースではワイヤーを併用することがあると記載されていました。

    その先生は学会の資格、インビザラインの治療実績・研究活動などから、県内でも有数の先生です。

    ワイヤーで抜歯空隙が閉じるのであれば、どこかでワイヤー矯正もすることも考えています。

    長文となり恐縮ですが、私のようなケースはよくあることなのか、ビジネス的な対応なのか他の先生の立場からみた見解を知りたいです。

    あなごさんへ

     

    はじめまして。

    抜歯空隙が開いたまま治療終了、というのは、矯正歯科専門の先生で、一生懸命真面目に治療している先生にとっては、考えられないことだと思います。

    もちろん例外もあり、補綴前提で抜歯をしたので、もともと隙間を閉じる計画ではない、とか、あまりにも歯磨きの状態が悪く、多数歯齲触のため、抜いた隙間が閉じていないけれども、やむを得ず一旦装置を撤去する、などなどです。

     

    相談内容を読ませて頂いた限り、あなごさんの場合、治療開始して2年6ヶ月経過しているのに、まだ隙間が開いているというのは、先生の技術レベルの問題のように思います。

    ワイヤー矯正、とくにリンガルは、その先生は集患のために詠っているだけで、実際には殆ど出来ない、なので「適応外」と言っていると推察されます。

     

    矯正治療は準委任契約とされており、治療結果の保証まではされていないと思いますので、判断が難しいところですが、治療開始前に「抜歯空隙は閉じません、開いたままになります」という説明を受けていたのであれば兎も角として、通常は矯正治療修了後は抜歯空隙が閉じているわけですから、隙間が開いたままで終わり、というのは考えられないです。

     

    「その先生は学会の資格、インビザラインの治療実績・研究活動などから、県内でも有数の先生です」とのことですが、紛らわしい書き方をしている歯科医師が非常に多いです。

    特にアライナーに関しては、日本矯正歯科学会の臨床指導医(専門医)に相当する試験などがなく、「プラチナドクター」というのもアライナーの会社が勝手に設定しているもので、先生のウデが信頼できる、ということではありません。

     

    なるべく早くお近くの日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生を訪ねてキチンと治療をして頂くこと、そして、その先生には抜歯空隙が閉鎖していないので、契約金額の半分くらいは返金して貰って良いと思います。

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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