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相談室

矯正治療に関して お困りの方にお答えします。

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。

忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。

時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。

 

相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。

 

また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。

私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。

 

お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報が含まれているものには回答致しません。

 

ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いた方が適切に対応が出来ると思いますので、相談内容が他の方の参考になるようなもの以外は、ここに書き込まれても原則としてお返事はいたしませんので、御了承ください。

 

  • 矯正器具のご相談

    2023/06/06 11:50 投稿者:当麻 [xxx.43.214.146]

    東京の矯正専門医(日本矯正歯科学会:専門医)の元、治療を開始する予定のものです。
    初回カウンセリングが終わり、精密検査を済ませ結果待ちの状態です。

    【セルフライゲーションによる通院間隔とリスクについて】

    使用する予定の装置がいわゆる「セルフライゲーション」の類なのですが、形状記憶合金のワイヤーを掛け合わせることによって通院間隔を1か月半~2か月で取っているようです。

    当初は通院の手間も省けるし丁度いいと思っていましたが、
    自分が心配性なことと、歯が壊死したらどうしよう…など常にリスクのことを考えてしまい
    すぐに病院に相談しにくいことを懸念しています。

    トータルフィー制なので調節費用目的ではないし、学会専門医の方が故意に治療期間を延ばそうとしているわけではないと頭では理解しつつもやはり不安に思ってしまいます。

    上記に対し”セルフライゲーションの通院間隔に対するご意見”と、”セルフライゲーションによって軽減ができるリスク”についてお伺いしたいです。

    【奥歯のバンドについて】
    通常セラミックやジルコニアなどの接着力が著しく低い歯にはバンドを付けると聞くのですが、
    歯肉炎になったり、セパレーションが必要な場合があったりとなるべく使いたくないことが本心です。

    貴院ではそのような歯にはどう対応しておりますか?

    質問が多くなり申し訳ございません。

    廣先生はこちらの相談室で「日本矯正歯科学会:専門医に尋ねてみてください。」とよくご回答に添えるので
    専門医の先生は信用するに値すると理解しながらも、同じ先生でも方針や考え方が違うと思っておりますので
    ご意見いただけると嬉しいです。

    よろしくお願いいたします。

    当麻さんへ

     

    はじめまして。

    何十年も前、ステンレスのワイヤーを使っていた頃は、大体1ヶ月に1度の調整を行っていましたが、今のように超弾性ワイヤーは矯正力はずっと続きますので、アメリカなどでは装置を初めて付けて、次回のアポイントが半年後、ということも珍しくありません。

    そのような状況で 1ヶ月に 1度受診しても、意味が無いということです。

    日本人は一般的に叢生が著しく、叢生の改善とともにワイヤーが一番後ろの装置から出てくることがありますので、6週間〜2ヶ月くらいで来院して貰う先生が多いと思います。

     

    セルフライゲーションはチェアタイムを短くすることが出来ますが、特にリスクがあるわけではありません。

    ただし、私は微妙な力加減をコントロールしたいので、セルフライゲーションは基本的には使っていませんが、セルフだから良いとか悪いとかという問題ではありません。

     

    ひろ矯正歯科では、数種類の接着剤を使い分けて、メタル、セラミック、ジルコニアなどにも接着で治療していますが、セラミックやジルコニアは接着力が著しく弱く、矯正力をかけるとすぐに取れてしまうことが多いです。

    そのような場合は、バンドを巻きますが、歯肉が炎症を起こしたとしても、矯正治療が終われば消炎して、元のきれいなお肉になるのが普通ですので、歯周病などの重篤な状態になる心配は要らないと思います。

     

    私がいつも「日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生」と書くのは、日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生であれば絶対に大丈夫、というわけではないのですが、殆ど矯正の知識が無い一般歯科の先生に治療されて取り返しのつかない状態になることは避けられるであろう、ということです。

     

    今の先生は信頼して良いように思います。

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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