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相談室

矯正治療に関して お困りの方にお答えします。

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。

忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。

時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。

 

相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。

 

また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。

私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。

 

お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報が含まれているものには回答致しません。

 

ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いた方が適切に対応が出来ると思いますので、相談内容が他の方の参考になるようなもの以外は、ここに書き込まれても原則としてお返事はいたしませんので、御了承ください。

 

  • 現在の矯正医への不信感や返金の可能性の有無など

    2024/02/11 22:59 投稿者:シエル [xxx.138.140.177]

    現在52歳です。
    2019年6月より表側ブラケット矯正を始め5年近くになりますが、現在の矯正医への不信感が大きくなりセカンドオピニオンや転院も視野に入れています。

    顎に対して歯が大きい上下顎前突で唇がやや閉じづらく、細々とはいえ歌の仕事に携わっているので、長年矯正したかったけれど経済的に余裕がなく諦めていましたが、2019年に転倒事故で右の第一小臼歯上下2本を折ってしまったのを機に始めました。

    当初、先生と話して左上下小臼歯2本抜歯での治療と決めていたのに、治療開始後、全体的に歯が動いてきてもなかなか抜かずにいるので左側は抜かないのですか?と何度か聴くと「動かないかもしれない」とだけ言って詳しい説明もなく先伸ばしし、治療開始から10ヶ月以上経ってやっと抜歯。

    その後も色々ありましたが、2022年半ばに左下第一大臼歯が内側に傾いて舌を圧迫して、舌が痛むようになりました。舌の痛みがあることと歯が内側に傾いていることを伝えると、左下第一大臼歯の詰物が大きいせいで動きが悪いから、とだけ説明され続け傾きを治す治療はせず。痛みのストレスを強く訴え続けて2023年9月にやっと傾きを治し始めました。
    その時点になって初めて左上犬歯が皮質骨に当たるほど長いせいで圧下が効かないうえに動きが悪いことを説明をされました。
    本来このようなことは最初に治療方針を決める際に伝えるべきことだと思いましたし、左上犬歯が内側と右側に傾いていることを指摘して傾きを治して欲しいと伝えたところ、無事圧下できました(本来やるべき傾きを治していないから歯が動かなかったのでは?と思ってしまいました)。

    現在は、過咬合がひどく下の前歯の先が上の歯茎に当たるほどの位置ですが、先生に聴くと上の歯が装置に被さるため圧下が難しいとのこと(もっと早い段階から下前歯の圧下に取り掛かれば過咬合が酷くならずに防げたのでは?と素人考えで思ってしまいます)。
    正中の位置はもちろん歯が全体的に右側に寄ってしまいかなりアンバランスで、左側はまととに噛めません(適切な処置をしてもらい治るのなら良いのですが、先生が傾きを治すと言ってからほとんど改善していません)。閉じた口元も歪み気味です。右上犬歯と側切歯の間に隙間がまだ有り、左下第一大臼歯から犬歯にかけて内側に傾いたままで相変わらず舌に当たり、舌の痛みや不快感があります。
    治療過程で左側奥歯が前に寄り過ぎたのを先月から再び後ろに戻し始めていますが、このことも1年以上前に左右の奥歯の位置があまりに違うからこのまま左奥歯を前に動かして大丈夫なのか疑問を投げかけたのですが、その際も対応はなく今になって後ろに戻し始めました。
    まだまだ治療が続くようですが、下前歯から左下側の歯茎全体がかなり痩せてしまっており、果たしてこの先生のもとで続けて大丈夫なのか?と不安が強くなってきました。

    当初から説明が足りないことへの不信感があり2020年には転院も考え、別の矯正医に相談に行った際「ずいぶんのんびり治療してるなぁ。歯茎が痩せたら大変なのに」と言われましたが、折悪くコロナ禍で夫婦共に失業してしまい、内科の疾患も見つかったため経済的不安が先にたち転院せずにきました。

    先生が病気なのかいつも手が震えているのもなんだか不安です(治療に支障のない手の震えなら良いですが、もしその震えで治療に悪影響があるのならと思うと怖いです)。

    まだ歯に隙間がある状態なら返金してもらう可能性もあるかもしれない、それを転院費に充てられるならそうしたい。
    しっかりした技術のあるコミュニケーションのスムーズな先生のもとで安心して治療を受けて1日も早く卒業したい、そんな思いでいっぱいです。

    長文になってしまい失礼致します。
    お忙しいとは存じますが、何卒アドバイス頂けますと幸いです。

    シエルさんへ
     
    はじめまして。
    結論から申し上げますと、その先生の矯正治療に対する知識と技術、治療に対する責任感に問題があると思われますので、1日も早く日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところに行かれた方が良いと思います。
    過蓋咬合の改善や、犬歯の問題、治療期間や対応などから、しっかりとした治療技術、専門の知識と経験を持っているとは考えにくいです。
    年齢を考えても、矯正治療の知識、経験が高度に要求される状態だと思います。
     
    費用に関しては、転院先の先生にお口の状態を診て貰って、現在、治療の全体の何割くらい進んでいて、あとどれ位期間がかかるのか御意見を頂き、その進度によって返金請求を行うのが良いと思います。
    返金請求は転院先の先生からではなく、御自身で直接行うようになります。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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