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スタッフブログ

  • 2008/09/18

    歯科衛生士会 生涯研修専門研修

    7月26日、27日の2日間、歯科衛生士3名で長野県歯科衛生士会の主催する生涯研修専門研修に参加してきました。
    研修会は松本文化会館で行われました。参加者は約300名。
    県内外からたくさんの歯科衛生士が参加していました。

     

    今回の研修会はどういったものかというと、歯科衛生士学校養成所指定規則の一部改正により、平成17年4月1日を施行日とし、平成22年4月1日までに歯科衛生士の養成機関が修業年限を3年以上に移行することになりました。
    それに伴い、新たな歯科保健医療ニーズに対応した知識、技術の習得をしよう!!ということで、すでに業務に従事している歯科衛生士を対象に開かれた研修会でした。

     

    研修内容は「高齢者ケアの基礎と実践」ということで、高齢者ケアについて9つの講演がありました。
    私はその中の4つの講演を聞いて学んだことや感想などお話したいと思います。

     

    研修会初日、一番最初に講演されたのは辰野町の歯科医院で働く歯科衛生士の方でした。
    内容は「訪問における取り組み」についてでした。その歯科衛生士さんのお勤めされている歯科医院は訪問診療に力を入れているとのことで、どの様に訪問診療を行っているか、どういった器具や材料を使いどの様な診療を行っているのか詳しくお話して下さいました。体験談を交えて話して下さったので、とてもわかりやすかったです。

     

    これからの時代、高齢者が増加していくことにより年々在宅での訪問診療増えていきます。
    そうすると口腔内のケアや治療をするのにたくさんの歯科衛生士が必要になってきます。衛生士がたくさん必要になってくるということは歯科衛生士も今まで以上に高齢者ケアの知識が必要になってくるということがわかりました。
    今、私はひろ矯正歯科に勤務している為、治療は矯正専門です。
    高齢者の方と治療で接する機会はあまりありません。
    接する機会がないこともあり、今まで訪問診療や高齢者ケアについて考えることがあまりありませんでしたが、講演を聞きこれからの歯科医療について考えることができ、もっと勉強もしなければならないということを感じました。

     

    次に「施設における取り組み」ついて講演して下さった方は、安曇野市の介護老人保健施設や特養などの3カ所の施設に勤務されている歯科衛生士の方でした。
    施設の設備や遺品について、施設での歯科衛生士の役割や利用者の口腔管理の仕方についてなど、お話して下さいました。
    中でも何度も講師の方がおっしゃっていたのは協力やチームワークの大切さです。
    利用者の口腔管理をする上で大切なことはというと、やはり歯科衛生士以外の施設で働くスタッフの協力やチームワークが必要ということでした。
    大勢いる利用者の口腔管理をスタッフ全員で行うので、歯科衛生士とスタッフの間で歯科連絡ノートを作ってそこで連絡事項を伝えたり、スタッフからの質問があればノートに書いてもらい歯科衛生士はそこに質問の答えを書いて大切なことがもれない様にしているとおっしゃってました。
    このお話を聞き、改めてチーム医療の大切さを実感しました。
    確かに何十人といる利用者の口腔管理をするとなると大変です。
    歯科衛生士だけの管理では管理ができている人と、できていない人とで、ばらつきがでてくると思います。
    しかし他のスタッフに協力してもらうことにより、全員の管理を行うことができます。
    歯科医療においてもチームワークはすごく大切だと思いました。

     

    そして次に大阪府の市立池田病院歯科 歯科口腔外科主任部長の方の「急性期医療における口腔ケアの重要性」という講演を聞きました。
    まず口腔ケアとはですが、口腔ケアは口腔の疾病予防、健康維持・増進、リハビリテーションのよりQOLの向上を目指した科学であり、技術のことをいいます。
    その口腔ケアによってどんな病気が防げるか、どういった口腔ケアを行っているかなどお話して下さいました。
    先生が勤めていらっしゃる池田病院の口腔外科は歯科医師5名、歯科衛生士6名、歯科技工士1名、受付2名の総勢14名で口腔外科外来と口腔ケアセンターで別れて交代で仕事をされているそうです。
    この口腔ケアセンターというのは池田病院が日本で初めて平成16年7月に設置したそうです。
    口腔ケアセンターではどのような治療を行っているかというと、外科系の週術期の口腔ケア・内科的疾患などで、ADLの低下した患者の口腔ケア・抗がん剤の化学療法、放射線治療に伴う口腔ケア・NST(栄養サポートチーム)の一環として、摂食、嚥下機能支援・糖尿病教育入院パス関連・両親学級への参画を行っているとのことでした。
    そしてこの様な口腔ケアをすることにより、手術後の在院日数が減少したり、手術後の熱発の頻度が減少したり・してきたり、誤嚥性肺炎やインフルエンザの予防ができたりするということがわかっているそうです。
    口腔内ケアをすることで在院日数が減ったり、色んな病気の予防につながるというのは私も初めて知ったことだったのですごく驚きました。
    また、口腔ケアがそれだけ健康でいる為に大切なことだというのもわかりました。

     

    そして次に長野県歯科衛生士会口腔ケア推進理事の方の「ケアマネジメントと口腔ケアプラン」という講演がありました。
    ケアマネジメントはどういったものかというと、要介護者やその家族が持つ複数のニーズと社会資源を結びつけることで、目的は利用者が必要とするサービスを効果的・効率的に提供する為にケアマネージャーがサービスの選択を行うことによって、利用者のQOL(生活の質)の維持向上をはかるということでした。私はケアマネジメントとはどういったものか、ケアマネージャーとは何なのか頭でなんとなくわかっている様な感じがしていましたが、講演を聞いてみると知らなかったことが多くとても勉強になりました。
    会場内には300人近くの歯科衛生士がいましたが実際にケアマネジメントの資格を持っていたり、ケアマネジメントに携わる仕事をされている歯科衛生士の方もたくさんいたので、高齢化社会に向けて口腔ケアマネジメントに関心を持っている方が大勢いるということに気づきました。

     

    2日間かけて歯科衛生士会の研修に参加してみて思ったことは、まず長野県内の歯科衛生士の高齢者ケアへの関心が高いということです。
    講師の方もおっしゃっていましたが、他県でこの研修会に参加した歯科衛生士は40名程で、300名も集まってくれると話しがいがあるとおっしゃってました。
    それだけ長野県内の歯科衛生士の関心が高いことを実感しました。
    また、歯科衛生士の年代の幅が広く、学生もいれば30~50代くらいの方もたくさんいました。
    それだけ色んな年代の人が高齢者ケアに対しての熱心で、これからの歯科医療に必要と感じているんだと思いました。

     

    私自身の感想としては、普段診療所以外で働く歯科衛生士の方の仕事内容について話を聞くことがないので、様々な現場で働く歯科衛生士の方の講演が聞けたのはとても良かったです。
    同じ職種なのに働く場所が違うと仕事の内容も異なってきます。
    実際にどんな仕事をされているのか、どんな患者さんや利用者がいるか。
    良かったこと、嬉しかったこと、困ったこと、そういったことは実際に仕事をされてる方からでないと聞けないお話しなので、今回色んなことが聞けてとても参考になりました。
    また、高齢者ケアについても知らないことばかりだったので、すごく勉強になった2日間でした。

     

    今回の研修会に参加して聞いたお話や学んだことは、どれも勉強になりました。歯科衛生士の仕事をしていく上で学んだことをぜひ活かしていけたらいいなと思います。

     

  • 2008/03/21

    (((((( 音波ハブラシについて ))))))

    投稿:あんちゃん
    みなさん、こんにちは!!
    受付のあんちゃんです。2月26日に勉強会があり、音波ハブラシについて発表しました.。
    去年9月の日本矯正歯科学会に参加した時、GCの音波歯ブラシの“プリニア”を初めて実際に触れてみて、今、医院で売っているソニッケアよりも振動が小さく、値段も安かったので、プリニアもイイなぁと思い、“ソニッケア”と“プリニア”について調べてみました。(ソニッケアもプリニアも音波ハブラシです。)

     

    ソニッケアですが、今、医院で販売している“ソニッケア エリート”を改良した“フィリプス ソニッケア”が、去年の9月に発売されました。
    今度注文する時は、商品入れ替えになっていると思い、今回は、エリートではなく、フィリプスについて調べてあります。
    ※エリートとフィリプスの違い※
    除去率   10% UP↑
    振動    80% 低減↓
    大きさ   30% 小さく
    16% 軽く
    替ブラシ  安く

     

    (今までは、本体ではなく替ブラシにモーターが入っていたので、1本3,150円と高価でした
    が、フィリプスは本体にモーターが内蔵されているため、1本1,480円と以前よりも安く
    なっています。)

     

    Q.音波ってなぁに??
    →空気中などを伝わる音の振動のこと。
    例えば、水面に物を落とした時にできる輪のようなもの。
    ((((((((音波)))))))))
    この振動は、Hertzヘルツで表され、20Hz~20万Hzを音波と呼び、人間の耳にも聞こえます。

     

    ☆フィリプス ソニッケアー☆
    (ソニッケアより2007年9月に発売)
    ¥18,270
    ☆プリニア スリム☆
    (GCより2007年7月に発売)歯科専売
    ¥9,975
    (フィリプスの約半額!!)
    <セット内容>
    ・ハブラシヘッド 2本
    (ミニブラシ、スタンダード各1本)
    ・ソフトトラベルケース 1個
    ・ブラシヘッド収納機能付き家庭用充電器カバー 1個
    ・携帯用充電器 1台
    ・使い方DVD
    <セット内容>
    ・本体(ブルーorピンク)
    ・ブラシスタンド付充電器 1個
    ・テーパーカーブフロートブラシ 1本
    ・ワンタフトブラシ 1本
    ・音波&電動ハブラシ用歯磨きペースト 1本
    <別売品>
    ・ミニブラシヘッド(ラウンド毛)
    1本  ¥1,480
    3本  ¥3,980
    ・スタンダードブラシヘッド(ラウンド毛)
    1本  ¥1,480
    3本  ¥3,980
    (替ブラシには3色の識別用カラーリング付)
    <別売品>
    ・テーパーカーブフロートブラシ ¥1,555 (テーパーサイド毛、青とピンクの2色)
    ・カーブフロートブラシ ¥945
    (ラウンド毛、青とピンクの2色)
    ・ワンタフトブラシ(青) ¥420
    ・ワンタフトブラシウルトラソフト(白) ¥420
    (替ブラシは、ブラシ2本、識別リング4色入)
    ・トラベルケース(青とピンクの2色) ¥840
    ・音波&電動ハブラシ用歯磨きペースト(65g) ¥473
    連続使用時間(フル充電時)
    約50分(24時間でフル) 約60分(12時間でフル)
     

     

    ブラシ交換目安
    3ヶ月 3ヶ月
    ※当ててズラすという使い方なので、圧がかかりにくく、
    パッと広がることは少ない思いますが、目に見えて傷んでいなくても、
    毛のコシがなくなり、清掃効果も落ちるため、適切な歯垢の除去と機能を維持するには、
    3ヶ月ごとの交換を勧めています。
    (矯正装置が入っていると、負荷がかかるので、3ヶ月もたないこともある。)
    重さ・大きさ
    136.5g(本体のみは114g)
    長さ:164mm(脱着部から本体)
    太さ:楕円形のため不明
    ※エリートは170g
    129g(本体のみは125g)
    長さ:165mm(脱着部から本体)
    太さ:25~29mm
     

     

    回 転 数
    31,000回/分 (258HZ) 31,000回/分 (258HZ)
     

     

    モ ー ド
    <3種類の2分間モード>
    ・クリーン(しっかりケア)(振幅5mm)
    →通常の歯磨きとして使用する。
    ・センシティブ(歯や歯肉に優しくケア)(振幅3mm)
    →知覚過敏のある人、初めて音波ブラシを使用する人に適してる。
    (振り幅が小さいので振動が大きく感じられない。)
    →舌ブラシとしても使用できる。
    ・マッサージ(歯肉にマッサージ効果)
    →歯肉の活性化、唾液分泌の増加が期待される。
    (片方に振れたら止まり、もう片方に振れたら止まりを繰り返す、たたきモード)
    (振幅は5mmよりは少ないが、詳しいデータは出ていない。)
    <2種類の時間設定>
    ・Go Care(1分間で手早く)
    ・Max Care(30秒のクリーンモードと15秒のマッサージモード4回繰り返し、合計3分間で口腔内全体を徹底的にケアする。)
    <振幅切り替え>
    ・ノーマル(振幅1.0mm)
    →通常の歯磨きとして使用する。
    ・ソフト(振幅0.7mm)
    →初めて音波ブラシを使用する人に適してる。
    ・スーパーソフト(0.45mm)
    →歯肉が痛い時や炎症がある時に適している。
    ※市販のものはスーパーソフトモードないものが多い。
    ※歯肉の状態によっては、ノーマルでは痛みを感じることがあるので、
    状態によってソフトやスーパーソフトモードを使い分けるとよい。
     

     

    毛の動き
    横動き(特許あり)
    ・自ら隣接面に入り込み、プラークを落とす効果あり。
    ・水流を起こし、粘着性のプラークを落としやすい。
    縦動き(不快な振動が伝わりにくい)
    フロート構造(ヘッド部分がバネじかけ)
    →力加減ができる。
    (ブラシを押し付ける力が強すぎると、自動的にブラシの振幅小さくなる。)

     

    →歯間部に入りやすい。

     

     

     

    毛先から2~3mm先のプラーク
    落とせる。
    →特許の振幅で水流を起こし、毛先の届かない2~3mm先まで
    プラークをはがし落とすことができる。
    落とせない。
    →水の中にブラシをポチャンと入れた状態と、
    口の中の限られた水分とでは状態が違うので、
    毛先を届かせないと磨けない。そのため、プリニアは、
    ヘッド部分を小さくしたり、ワンタフトを発売している。
     

     

    手磨きとのプラーク除去率の違い
    ☆1分間の除去率
    歯面全体
    ソニッケア  42%
    手磨き    37%
    隣接面
    ソニッケア  40%
    手磨き    32%
    データなし。
     

     

    ステイン除去効果
    約2週間で現れる。
    (エリートは、約1ヶ月で現れる。)
    データなし。
     

     

    お勧め歯磨剤
    口腔内の状態にもよるが、水流効果が起こるため、
    低発砲性で、ジェル状のものがよい。
    付属の専用ペースト
    <特徴>
    ・低研磨性
    ・低飛散性
    ・低発泡性
    ・再石灰化促進
    ・殺菌、消炎効果
    ・キシリトール配合
    (ジェル状ではないが、今、医院で販売しているリナメルは、研磨剤も入っていないのでお勧め。)

    <感想>
    販売元の方ともお話しましたが、音波ハブラシは、忙しくて歯磨きに時間をかけられない人や、力を入れすぎてしまったり、ブラシをうまく動かせない人には、とても便利だとは思いますが、やはり100%の磨きを目指すには歯間ブラシなどの補助器具の併用も必要なので、音波ブラシだけに頼りきらず、仕上げに手磨きをすることも大切だと思いました。

     

    プリニアは院内の勉強会で使いたいと言うと、デモ機を送っていただき、実際にみんなで触れる事が出来、理解を深めることができました。

     

    本来なら、フィリプスも発表の数日前にはデモ機を貸していただける約束でしたが、忘れられたのか届きませんでした。ソニッケアにお電話にて、貸していただける日を過ぎたが、まだ届いていないことをお伝えしましたが、申し訳ないといった様子もなく、営業の都合で届けられない! とのことでした。

     

    今回の勉強は、資料を集めてから疑問に思った点を販売元に問い合わせて調べていきましたが、
    プリニアはその場で全て返答いただけるのに対し、ソニッケアは毎回“今週中にFAXで返事します”と言っては 2~3週間放ったらかしで、こちらから再度お電話して、やっとお返事がいただけるという対応でした。

     

    私も毎日電話に出ていますが、ソニッケアのような対応はとても失礼だと思うので、ひろ矯正歯科では患者さんに対してそのような失礼な対応がないよう、十分気をつけなくてはいけないと、あらためて思いました。
    今回は音波歯ブラシの勉強会でしたが、対応についての勉強にもなりました。

     

    <参考>
    ・ソニッケアコール
    0120-418-608
    052-762-3701(FAX052-762-3774)
    (月)~(金) 10:00~18:00

     

    ・デンタルインフォメーション
    0120-416-480(GC)
    (月)~(金) 9:00~17:00

     

    求人情報:
    ひろ矯正歯科では、歯科衛生士を募集しています。
    興味のある方は、お気軽にメール<info@mienai.com>
    或いはお電話 0263-54-6622 ください。
    御連絡をお待ちしております。

  • 2008/02/23

    出血・止血~抜歯創の治癒

    投稿:miz

     

    みなさん、こんにちは!!歯科衛生士のmizです。
    ひろ矯正歯科では、最低でも月に1度、勉強会を行っています。
     
    患者さんに様々な情報を正しくお話できるように、スタッフそれぞれがテーマを決めて、プレゼンテーションをします。
    年に2回ほど自分の番が回ってくるのですが、コレがかなりの緊張とプレッシャーになります(‘_’;)
    しかし、患者さんのため!医院全体のスキルアップのため!皆、真剣に取り組んでいます。
    2/5に行われた勉強会では、ひろ矯正歯科でも抜歯をする患者さんがたくさんいらっしゃいますので、
    抜歯に関する出血や止血について発表しました。
    その内容を紹介しますね!!

     

    <<出血・止血~抜歯創の治癒~>>

     

    1.血液の成分 
        ① 血漿(液体成分):血清・フィブリノーゲン
        ② 血球(有形成分):赤血球・白血球・血小板
    
    2.出血・止血・止血法
    
        ① 出血とは?⇒血液の全成分が血管外へ出ること。
        ② 出血!!私達の血管内では??
    
         第一段階:傷口の周りに血小板が凝集して、血小板血栓を作る
         第二段階:その周りに不溶性となったフィブリノーゲン(=フィブリン)が集まり、
               その中に血球が取り込まれ、血餅を作る
     
                   ★血餅の形成により止血★
              <<フィブリノーゲン+血球=血餅(けっぺい)>>
              *血餅・・・出血を止めるために形成される血液の塊。
                     サラサラの血液が硬めのジェルのような状態に
                     なったもの。
    
        ③ どうやって血を止める!? 止血させるいくつかの方法・・・
    
         ★圧迫止血:創傷面を直接的 又は 間接的に、ガーゼ・手指・布などを使って圧迫し、
               止血させること。
            <直接圧迫>創傷面に直接圧をかけ止血
            <間接圧迫>創傷部位より心臓に近い止血点で圧迫させ、止血
               *例えば・・・太ももの創傷なら、脚の付け根腕の創傷なら、わきの下
            <栓 塞 法>抜歯窩ばっしか(抜歯でできた穴)などの
                深い創腔からの出血に対して用いる。創腔内に滅菌ガーゼなどを
                詰め込んで、圧迫栓塞させ止血
    
         ★止血薬:圧迫で止血しないときや、血液凝固機能自体に問題がある場合、局所的 又は
               全身的に用いる。
            <局所>直接創傷に塗布したり、抜歯窩に栓塞して使用
               『ボスミン液』血管収縮薬を含有する止血薬
                  *歯肉を切った後や、抜歯後止血しない時に用いる
            <全身>血液凝固因子欠乏などに、経口投与や注射により投与
               『フィブリノーゲン製剤』血液凝固に関与するフィブリノーゲンの 濃度を
                高め、フィブリンの生成を促進
    
         ★縫合:裂傷や抜歯後止血しない時、創傷面を縫い合わせる。
    
          ☆☆ ひろ矯正歯科での止血法 ☆☆       
         *抜歯直後、栓塞法にて止血→10~15分後、ガーゼ交換(直接圧迫)
          抜歯後20分前後で、止血状態を確認:止血していれば抜歯後の注意点を説明
         *20分以上経過しても、血液がサラサラの状態や止まりかけても すぐに出てくるような
          場合は、縫合を行う。(一創につき3~5針縫合)
          ひろ矯正歯科で使用している縫合糸は吸収性のため、抜糸の必要はありません。
     
     [なぜ血が止まらない!?]
        ・血を止めようとする体の機能自体に問題がある時
        ・細菌に感染した、不必要な組織が残されている時
        ・麻酔薬の量や麻酔の打つ位置より、麻酔薬の効果が強すぎて血餅ができにくい時
     
        ④ Dr.が「抜歯します。」と言いました。あなたの体はいかがですか??
        ・抗凝固薬を服用している方
           →血栓の形成を予防し、血液の流れを良くする薬を飲んでいる方は、抜歯後に、
            止血困難となる場合があります。
    
        ・高血圧症の方
         ☆☆ひろ矯正歯科では、抜歯前に必ず 血圧・脈拍 を測定します!☆☆      
           →抜歯前に、必ず血圧と脈拍を測定。抜歯に対する緊張や不安で血圧が上昇する
           こともありますが、問題なく抜歯しています。
          また、麻酔薬によって血圧が上昇することがあるので、何か体調に変化のある時は
          すぐに伝えてくださいね。
               
        ・	糖尿病の方
           →麻酔薬による血圧上昇を起こす場合があります。出血傾向のある疾病なので、
           抜歯後 止血困難となる場合があります。
    
        ・	腎疾患/肝疾患の方
           →腎臓・肝臓ともに血液を正常に働かせたり、止血の為に必要な因子を作る
           臓器のため、それぞれの臓器の機能低下には注意が必要です。
    
        ・	貧血/血液疾患の方
           →血圧低下・めまい・吐き気・顔面蒼白を起こしやすい。
             白血病など、血液疾患のある方は、止血困難となる場合があります。
    
        ・	精神/神経疾患の方
           →抜歯前後にパニックやヒステリーを起こすことがあります。
           服用している薬によっては、血圧低下・上昇が考えられます。
    
        ・	妊娠中の方
           →精神的な不安や緊張から、気分が悪くなったり貧血を起こすことがあります。
            麻酔薬の使用にあたって、妊娠中の方への安全性は確立されていないため、
           緊急の場合を除いては、抜歯は避けます。
    
        ・	生理中の方
           →普段よりもイライラしたり、落ち着かないなど過敏になっていることがあります。
           貧血を起こすこともあり。成人女性では、月経前 2週間にわたり、血液凝固に大切な
           血小板数の減少が認められるので、止血しにくくなります。
          *血小板数は月経とともに正常値に戻ります。
    
            ☆☆ 抜歯にあたり、ご自身の体調に不安のある方は必ずご相談下さい ☆☆

    3.抜歯した傷はどうやってふさがっていくの??

     

    <凝血期> <肉芽期> <仮骨期> <治癒期>
    ・血餅の形成 ・傷口は新しい組織で覆われ、抜歯窩の中は新しい骨を作る為の準備が始まる ・傷口の治癒
    ・ほぼ新生骨で満たされる
    ・新生骨と既存骨との
    境界がわからなくなる

    4.抜歯した傷のあたりが、痛い(;_ ;)腫れた(;_ ;)・・・なぜ??

     

          ★感染や炎症によるもの
            細菌の感染や抜歯後の炎症により、抜歯部位周辺が腫れることがある。
            ⇒抗生物質投薬での治療が一般的
             (あらかじめ感染予防のために3~4日分処方することもある)
             *感染が眼下や首にまで及んだ場合は、通院や入院で点滴などの処置を
               受けることもある
    
    
          ★ドライソケット
          <症状>  抜歯後疼痛:抜歯から2~3日後に焼けるような痛みが出る
          <原因> ・患者さん自身の行為により血餅が脱落してしまう
                   ⇒口の中が気持ち悪いので、何度もうがいをする→×
                   ⇒抜歯した傷が気になって、舌で頻繁に触る→× 
                    ・麻酔薬の効果がありすぎて血行不良となり、血餅が形成されない
                             ・感染により、血餅が溶けてしまう・・・などの原因で、
                                 湿潤した血餅で守られているはずの抜歯窩の骨面が露出して
                      乾いた状態になり、痛みが生じる。
          <治療>  ・抗生物質の軟膏を抜歯創に注入する
                     ・抜歯創をもう一度ゴリゴリと掻き出して出血させ、新しい血餅を
                        作る。
                     ・歯肉を守る包帯(粘土のようなもの)で、傷口を保護し血餅の脱落を
                  防いだり、抗生物質軟膏を保持する
    
          ☆★☆抜歯した日は、無理せずゆったりと過ごしましょう!!☆★☆
    
            ☆☆何か分からないことがありましたら、いつでもご相談ください!☆☆
    参考文献
             1.スタンダード病理学 賀来 亨 他著 学建書院 1995年
             2.歯科麻酔学第6版 金子 譲 他著 医歯薬出版(株)2003年
             3.臨床歯科麻酔学第3版 丹羽 均 他著(株)永末書店 2005年
             4.標準口腔外科第3版 野間 弘康 他著 医学書院 2004年
             5.系統看護学講座 医学書院
                ・解剖生理学 日野原 重明 他著 1997年
                ・薬理学   中井 健五 他著 1997年
                ・循環器疾患患者の看護/血液・造血器疾患患者の看護
                              岩井 郁子 他著 1997年
             6.検査値早わかりガイド 江口 正信 他著 (株)医学芸術社
                                        2001年
             7.リグノスパンS/ボスミン液に添付された取扱説明書
             8.歯科衛生士試験対策①病理学 P150 抜歯創の治癒図説 抜粋 

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