はやいもので、年が明けて2019年となり、すでに2月になりました。
毎日診療が終わるとクタクタで、院長日誌や News letterを up date 出来ないでいます。
遅くなりましたが、2019年最初の院長日誌をアップします。
12月29日には、塩尻市のあさひ館で ひろ矯正歯科&HOSの忘年会が、1月12日には松本市の松本館で塩筑歯科医師会の新年会が行われました。
今年、忘年会でお話しした内容は、
「ひろ矯正歯科で舌側矯正を行っていく上で、これだけは絶対に必要であるという装置があります。なかなか手に入りにくくなってきていますが、無いと困る装置です。普段は特に問題なく機能していても、だんだん歳月と共に蓋が閉まらなくなったり、思うように機能しなくなってくる物もあります。なかには、ある日突然、その装置が外れて何処かに行ってしまって、新しい物に付け替えなければならないこともあります。無くなるだけならまだマシな方で、時には、壊れた装置が隣在歯や対合歯の装置まで壊してしまうことがあります。きちんと良い治療をするには、こうゆうことがあっては困ります。」と、お話させて頂きましたが、何の事かおわかりですね。
業種・職場を問わず人事問題は必ずついてまわる一番頭の痛い問題ですが、歯科界は特に顕著で、歯科衛生士の確保も学校が2年制から3年制になってから一層厳しい状況になっています。ある東京の先生は、40代の歯科衛生士がある朝突然出てこなくなり、メールで「御世話になりました」と送信してきたそうです。
「退職代行」なる馬鹿げた商売が繁盛しているそうですが、法的には退職したいという人を引き止めることは、職業選択の自由を奪うということになりNGですし、労働者の権利が事業所よりも強いのは仕方の無い事ですが、だからといって、ある日突然出てこなくなるというのは、いかがなもんでしょうか。
自分は困らないように次の職場が決まってからやるのでしょうが、通院中の患者さんや、他のスタッフがどれほど迷惑するか考える事が出来る人ならば、家庭の事情がどうあれ、そうゆう非常識な事は出来ない筈です。もしも事業所のほうから即日解雇されて生活が出来なくなったら訴訟になることは確実なのに、逆は許されるのでしょうか。
去年はスタッフが何一つ不平を言わず、歯を食いしばって頑張ってくれました。スタッフには、いつもながら本当に本当に感謝していますし、みんなも「変な人ならいない方がマシ、私達だけで頑張ろう」と感じていたのではないでしょうか。
皆さんお楽しみのビンゴ大会は、例年どおり豪華景品に大盛り上がり、大笑いの楽しい忘年会となりました。
大笑いと言えば、「会計事務所が税金の納付手続を忘れる」などという、冗談のような笑うに笑えない話がありました。責任感も常識も持ち合わせない連中に、法人の命とも言える会計・給与・労務を任せていては、取り返しのつかない大問題になるでしょうから、逆に助かったとプラスに考えるようにしています。
2018年の最大の出来事は、永年にわたり執拗に嫌がらせを繰り返してきた輩に、5月25日、とうとう天罰が下りました。ここではその内容を書くことは出来ませんが、矯正歯科、歯科界だけでなく、医学全体に深く関わる事ですので、機会があるごとに公の場でお話しをさせて頂きたいと思っております。
松本館で行われた塩筑歯科医師会の新年会は、会員総数54名中、参加者が22名と、かなり寂しい宴となりました。
昨年9月に行われた塩筑歯科医師会の会員旅行は11名のみ、市町村合併で塩筑歯科医師会の会員数が少なくなった今、会の「和」を維持してゆくために、会のイベントには若手の先生はもちろん、1人でも多くの会員に参加いただけますようお願い申し上げます。
御結婚、おめでとう!
歯科衛生士の丸山さんが御結婚され、披露宴が塩尻市のフェリスクレールで行われましたので、ひろ矯正歯科のみんなで行ってきました。
チャペルへの入場は通常どおり、お父さんに先導されて入場されましたが、、、お父さんが松葉杖をついて一生懸命歩く姿を見たら涙が流れてきました。
バージンロードの途中まで新郎が迎えに来て、式が進行します。
指輪交換とchu(^ε^)-☆
チャペルでの結婚式を終えると、お庭でバルーン・リリース、ブーケ・トス、全員で記念撮影のあと、披露宴会場に移動し、結婚披露宴が始まりました。
いつも新婦側の主賓として御挨拶させて頂く際は、アンチョコなど無しにアドリブで話します。
この日も前日から話す内容を何度か頭の中で整理して練習したのですが、新郎側の主賓の挨拶を聞いて、その場で急遽モディファイしたら、、やっぱダメですね、直前で手を加えると、、。
ご両家の皆様にちょっとだけ失礼がありましたことをお許しください。
お色直しのあと、お庭でデザートバイキング、みんなで記念写真を
暫くの歓談のあと、披露宴会場に戻り、宴も終盤、新婦が親への手紙を読みますが、、も〜あかん、泣けます。
うちの娘が嫁ぐときには、僕は立っていられないだろうなあ、、、。
おめでとうございました。
紗穂さんは、ものすごく気がつく、言葉に出して言わなくても相手の心を読んで動いてくれる人ですので、結婚した後も良い嫁になることは間違いないと思います。
お幸せに!
それから、先日、産休中の平沢(旧性山下)さんが、赤ちゃんを連れて医院に来てくれました。
うちの子供が生まれた時を思い出します。
初めての子育て、わからないことが一杯だと思いますが、ご両親と一緒に住まれていると、いろいろ教えて貰えるのでイイですね。
可愛い可愛い赤ちゃんでした。
インドの矯正専門医 Dr. Chintan Valiaが ひろ矯正歯科に見学に来られてから、はやいもので2年が経ちます。
先日、Chintanの友達の Dr. Sachin Sachdev からメールがあり、ひろ矯正歯科に見学に来たい、受け入れて貰えるか、との問い合わせがありました。
Chintanの友達となれば、断るわけにはいきませんので、いくつかの条件を提示した上でOKしました。
10月10日、診療開始前に Dr. Sachdevが来院しました。
Dr.Sachdevは、インドのキング・ジョージ医科大学を卒業後、奥さんの出身であるモルドバのキシナウという町で開業しているそうで、東京で開催されているインプラント補綴の学会にモルドバから数名の一般歯科医と来日されたそうです。
学会を欠席して、長時間 JRに揺られて、はるばるこんな田舎まで来てくれました。
ゆっくりと話す時間も無く診療が始まったので、診療の合間に話をします。
彼は舌側矯正の経験はまだ数年、症例数も50症例ほどとのことで、何か困っていることはないか、わからないことはないか等々お話をし、日本の不正咬合の特徴や抜歯について説明します。
折角来たのだから、ラボで実際にヒロシステムを作ってみるように言いましたが、いつもヒロシステムを使って治療しているとのことでした。
聞けば、アテネで開催されたESLOや、インド舌側矯正学会に招待された時も 私の講演を聞いてくれたとのことでした。
Chintanもとても礼儀正しく、聡明でしたが、Sachinも非常に礼儀正しく、勤勉な先生でしたので、診療後に一緒に晩御飯に行こうと誘いましたが、奥さんが東京で待っているとのことで、診療後は急いであずさに乗って帰って行かれました。
日本人の先生には、礼儀もわきまえない、院内の物を勝手に持って帰っていく、ゴディバのチョコを10粒ほど持ってきて、見学するのが当然の権利のように勘違いしている先生がいますので、見学はお断りしていますが、こうゆう礼儀正しい先生は歓迎ですね。
またゆっくりと遊びに来て下さい。