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相談室

インターネット相談室

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
 
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
 
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
 
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
 
 

  • 噛み合わせの悪さに由来する姿勢の歪み

    2022/08/22 09:38 投稿者:Yu [xxx.5.68.247]

    はじめまして。

    症状としては、姿勢の歪みが気になっています。つねに左の胸鎖乳突筋が緊張している状態で、背筋を伸ばして椅子に座り続けることができず、デスクワークに支障が出ているほどです。背中を丸めて頬杖を付きながら、どうにかデスクワークをしている状況です。

    7〜8年前、歯列矯正が済んでから、噛み合わせが極端に悪くなりました。リテーナーを装着して就寝していると、悪い噛み合わせのままぐっと噛み込んでしまい、その結果、朝起きるたびに顎が痛み、顎がバキッと鳴ったり、ガクガクいったりするようになりました。顎が外れそうになることも頻繁にありました。

    しかし担当の歯科医に相談しても、「噛み合わせは悪くない」「顎関節症にすらなっていない」の一点張りで、ほとんどまともに取り合ってはくれませんでした。当時、常識知らずのためセカンドオピニオンを求めるという選択肢があることを知らず、「歯科医がそう言うなら、噛み合わせの悪さは私が気にしすぎなだけかもしれない」と私は自分に言い聞かせるほかありませんでした。そのため、噛み合わせの悪さを放置するという選択を私は取ってしまいました。

    この噛み合わせの悪さが原因となって姿勢が歪んだ可能性が高いと、私は思っています。下記URLの記事を読み、そう思うに至りました。記事に書かれた症状が、私の症状とほぼまったく同じだったからです(また、姿勢の歪みや肩こりに悩まされるようになった時期と、噛み合わせが悪くなった時期が一致することも、そう思うに至った主な理由の一つです)。
    https://www.lotte.co.jp/kamukoto/beauty/1111
    https://www.kawaharasika.com/tmj_arthrosis.html

    現在、リテーナーを外して生活しているうちに歯が動き、少しは噛み合わせが改善したために、普段の食事においては噛み合わせの悪さが気になることはなくなりました。近くの大学病院に行って診てもらいましたが、噛み合わせ自体は悪くないと言われました。

    しかし、姿勢の歪み、顎の歪みはずっと治っていません。

    整形外科も受診しましたが、首の骨や背骨自体がそれほど歪んでいるわけではないと診断されました。また整骨院や整体院も通いましたが、姿勢の歪みに関して改善は見られません。

    とするとやはり、歯列矯正をしたせいで生じた顎の歪みが、姿勢の歪みの原因ではないかという気がします。

    しかし、近所の歯科医や大学病院に相談したものの、噛み合わせを診てもらえるだけで、顎の歪み・姿勢の歪みについては診てもらえず、途方に暮れています。

    上記内容は昨日「https://www.kyousei-shika.net/」の相談室のコーナーにも投稿したばかりなのですが、500字の字数制限のため詳しい内容を書けなかったこと、またなるべく多くの専門家の方からの意見が欲しいと思ったことから、ここにも投稿させていただきました。

    このままでは仕事もままならず、危機感を覚えています。

    長文失礼いたしました。
    お忙しいところ誠に恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

    Yuさんへ

     

    はじめまして。

    まず、矯正治療が原因であると断定的に考えておられるようですが、そう断定するには、矯正治療を行う前の状態を評価して、治療前後の比較をして、はじめて結論づけることが出来ます。

    アメリカの研究論文では、噛み合わせと顎関節症や不定愁訴とは関連性が認められなかったという報告があります。

    また、「噛み合わせによって全身の調和を取りもどそうという理論を研究し実践するグループ」がいくつか存在しますが、実際には、エビデンスに基づいたものではなく、実験的に処置を行い、結果的に患者さんが不幸になっている事例があります。

    一部の整体師、カイロプラクティシャンは、背骨が曲がっているのは噛み合わせが悪いからだ、と決めつけた言い方をしますが、何も検査もしないでそのように決めつけるのは非常に問題です。

    顎関節自体に変形があり、下顎が偏位していることもあります。

     

    相談内容を読ませて頂いて、お仕事の姿勢を改善すれば身体の不調も改善するのではないかなと推察します。

    まず、イスに座って仕事をするのではなく、立って仕事が出来るように、そして、机の高さを高くして、パソコンが目の高さになるようにして、頭を前屈させないで、真っ直ぐ前を向いた状態で仕事が出来るようにしてみてください。

    それから、寝る際の枕の高さ、硬さも変えてみてください。

    枕はいろいろ試された方が良いと思います。

    これらを実行して頂ければ、激変すると思いますが、それでもダメでしたら、スプリント療法を受けてみてください。

    顎関節症の治療は大きな病院の口腔外科、あるいは、顎関節外来というところで行っています。

     

    前述の仕事の姿勢と枕を試さずにスプリント療法を受けても奏功しないと思います。

    あちこちで確証の無い処置を実験的に施されると、どんどん悪くなりますので、それは避けてください。

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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