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院長日誌

  • 2004/03/20

    日本舌側矯正学術会にて依頼講演

    例年どおり、春分の日に日本舌側矯正学術会例会が京都リサーチパークで開催されました。
     

    会場の京都リサーチパーク。周辺に食事の出来るところが少なく、非常に不便!
     
    僭越ながら、依頼講演で舌側矯正のボンディング・テクニックについて講演させて頂きました。
    1996年に日本矯正歯科学会雑誌で Resin Core Indirect Bonding Systemを紹介してから、たくさんの先生や技工士さんが coreを removableにしたり、容易に除去が出来るように工夫して modifyしておられます。
    私自身、これら modifyされたtechniqueをいろいろと試してみましたが、trayの適合が良くなかったり、lab. workが複雑になっていたり、trayが大きくて臨在歯に干渉したり等々、イマイチで、得たものより失った物のほうが多いように思います。
    私自身は現在、日矯歯誌に紹介した原法に戻っています。
    Lingualの Indirect Bondingに関する講習会を再度開いて欲しいという要望が多く、現在、検討中です。
    御希望の方はメールにてお問い合わせ下さい。
     
    学会の前日は、京都で開業しておられる岡本先生が食事に招待して下さいました。
    岡本先生とは2002年、Berlinで開催されたEuropean Lingual Orthodontic Congress で知り合いました。
    ベルリンの学会の後、Associateの松岡先生と御二人で、はるばる塩尻まで見学に来て下さいました。
    岡本先生は大阪歯科大学卒業後、UCLAの顎咬合科に留学されていた先生で、現在、医療法人奨和会の会長でいらっしゃいます。
    「よく遊び、よく学べ」のお手本のような先生で、一緒にいるとネアカでとても楽しいのですが、実は学ぶところが非常に非常に多い先生です。
    この日は京都・祇園で本物の京料理を御馳走して下さいました。
    一見さんお断りのお店で、岡本先生が連れていってくれない限り、僕のような平民は暖簾をくぐる事さえ出来ません。
    味のほうは、43年間の僕の人生で、一番最高に美味しかったです。
     

    横にいる女性は、岡本先生の患者さんでもあり、モデルさんです。現在舌側矯正中です。
     
    手前が、生き字引の吉川先生です。
    お二人とも、僕のような田舎の町医者にしてみれば、雲のまた上の先生です。
    岡本先生、お忙しいのに御接待して下さいまして、有り難うございました。

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